今年も梅雨時に開催された「WeRun GPSアートアワード」。テーマは「母の日」「父の日」ということで、「お婆さん」の顔マラソンを国立市に描きました。その時のランニング風景やGPSアートの記録です。
東京都国立市でGPSアートを100コースを達成、干支ラン十二支コンプリのコウです。僕については掲載メディア、受賞歴などのプロフィールをご覧ください。
GPSアート記録
去年に引き続き今年も開催されたGPSアート公募「WeRunアートアワード2022」出品用に走った「お婆さん」19キロの顔マラソンコース。公募の結果については、このページ下で後述。そして、去年2021年に走った「お爺さん」コースはこちらのブログで紹介しています。
コース名 | お婆さんの顔 |
---|---|
距離 | 19km |
画数 | 126(6.63 ppd) |
完走時間 | 2時間52分 |
コースURL | RunGo |
超難題「応仁のRUN」が8.4ppd、「佐賀の文字」は4.6ppd、なのでその中間難易度であることが数字にでた。
コース上にあるカーブ数。画数は距離に比例し増えるので「画数÷距離」とすればGPSアートがどれほど精密かを全ての距離作品で求められる(単位=point per distanse:PPDで、1キロあたりの画数)。
地図
RunGoアプリをインストールすれば音声でのルートガイドを聞きながら地図を見ることなく安全にランできますよ。その方法についてはこのページの最後のほうでご紹介します。
ランニング中の風景
GPSアート公募用のランニングだったこのランニング。腰を痛めていたこともあって、梅雨時の雨を避けての曇り空のスロージョグになった。走っている途中で6月らしい花々が沿道で応援してくれました。その他、通過した国立市の名所や名店などもご紹介します。
紫陽花「ダンスパーティー」も
6月の梅雨時なので、紫陽花の花もたくさん咲いていました。こちらは八重咲きで人気品種「ダンスパーティー」。日米の品種を掛け合わせて作られたと言われています。よく見かける日本産ガクジサイも好きですが、八重咲きで花の弁が多いこの品種もすごく綺麗。「ダンスパーティー」の詳細は下のリンクへ。
洋菓子店「レ・アントルメ国立」
ドラマロケ地にもなったフランスの洋菓子屋さん。店構えがとてもおしゃれ。ここでクロワッサンを買って、芝生のベンチで食べるのが大好きです。通るとバターを焼いたいい匂いがするのですぐに気付きます。詳細は下のリンク先にある公式サイトへどうぞ。
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ランアプリのシェア画像
今回もさまざまなランアプリを使って完走画像を書き出してみました。地図のスクショよりもアプリ公式のシェア画像のほうがタイムや距離などの記録も刻印されているし気に入っています。不正もしにくいので、GPSアートの完走証としての役割にもなっている。
今回のような長距離は NRC の公式画像よりも adidas Running のルート画像のほうが視認性がいい。Strava はブレ防止が効いていて長距離に向いているがSTRAVA ARTの軌跡の線が細すぎて視認性がわるい。どのアプリを使うかは好みだが、使い分けるのが一番だろう。GPSアートにあったランアプリについての詳細は下のリンクにじっくり解説していますので、興味のある方はぜひどうぞ。
電池ギリギリで完走しないために
今回は20キロ近いランニングだったので二時間を超えたのだが、スマホのバッテリーが赤く表示されぎりぎりでの完走だった。電池切れを起こすのではと、途中ヒヤヒヤ。2時間を超えるGPSアートでは必ず予備バッテリーを持つべき。過去の失敗でその教訓を掴んでいたのだが、応仁のRUN以来久々の長距離ランだったので、すっかり忘れていた。
☝️おすすめの携帯電池
そうならないようにおすすめのモバイルバッテリーを紹介します。いずれも携帯電池で人気のAnker製。2時間以上、20キロ前後のGPSアートには必須です。下のボタンでamazonから購入できます。
せっかくのGPSアートが、ラン途中で電池切れで無駄にならないために、ぜひどうぞ。
WeRun GPSアート公募でアイデア賞に
今年も梅雨時に開催された「WeRun GPSアートアワード」。テーマは「母の日・父の日」。WeRunとは、スポーツウォッチも発売している健康アプリで、2022年の今年で3回目の公募を新型コロナ蔓延以降、定期的に開催されてて、去年に引き続き今年も参加しました。
結果は「アイデア賞」で実質2位
締切1週間ほどで結果が発表されました。優勝は逃して実質2位の「アイデア賞」です。賞品はミスド商品券1000円分。大好きなエンゼルクリームを1000円分買って独り占めします。
優勝作品はこちら
優勝に選ばれたのは、石川県のGPSランナーとして有名な ishikawasan です。いいね数は僕の4倍もあり、納得の1位。朝顔の花や誕生日の言葉など連作でもありました。ishikawasan はこの公募の入賞常連になっています。
WeRun公募の反省点
3度目の公募で今回はいつもより張り切り距離数を伸ばしたのですが、20キロ近い長距離が仇となっててか、視認性のわるい絵になってしまった。WeRunアプリの仕様上できるだけシンプルで、線が重なりにくく、短距離で攻めるのが強いGPSアートになるポイントとなる。次回の教訓にしてメモを残します。
教訓点まとめ
- 10キロ台で収める
- 複雑なルートを避けシンプルに
- スロージョグを維持し速度一定にし、歩かないこと
- できるならウォーク利用し軌跡を赤く
- 赤くしたいところは歩けば即反応する
来年も頑張ります。
WeRunアートアワード過去参加作品一覧
まだ少ないですが、過去のWeRun公募のブログ一覧です。
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WeRUN GPSアート公募で2度目の受賞、新体操リボンのお絵かきラン
東京オリンピック開催中の8月にも募集されていた「WeRUN GPSアート」。ここでも選出いただきました。オリンピック中での募集だけあってテーマは選手の応援。 -
ジョギング
WeRUN GPSアート公募で受賞の国立市でお爺さん(父)の顔マラソン
「WeRUN GPSアート」公募に応募して最優秀賞をいただきました。この公募はラン・ウォーク万歩計アプリとして公開されているランニングアプリで、応募のためにスマホにインストールし課題の顔マラソン計画を準備。
WeRunアートアワードの特徴
2022年の6月大会で三度目を迎えたWeRun主催GPSアートアワードだが、毎年定期的に開催されている数少ないGPSアート公募として定着きつつある。この大会には次のような特徴がある。ここでWeRunアプリについて掘り下げてみた。
WeRUNアプリ自体の特徴
アプリには次の特徴がある。一通り使ってみた感想は、イベントやキャンペーン、ランキング(リーダーズボード)はもちろん、くじ引き等のおまけが豊富でベンチャーっぽい元気さを感じるアプリであること。アプリの特徴をまとめると…
- イベント参加や体操でマイルが貯まる
- マイルでバフや、スマートウォッチ割引を得られる
- マイルを使ったくじ引き
- 毎月、ステップ数でamazon商品券が当たる
- ラン、ウォークを計測
- グループ作成とチャット機能
- アプリ作者はおそらく四国地方のベンチャー企業
公募の特徴
つぎに、GPSアート公募の特徴について。
WeRun公募の特徴
- 応募者が極端に少ないので当選率が高い(ほぼ入選できる)
- 賞品が高額で当選数が50人規模で業界最多
- ラン、ウォーク、いずれにもOK
- アプリ一時停止区間は軌跡が点線になるので注意(点結び不可)
- 軌跡が目立たないので、ラン中のスクショを使うなど工夫が必要
- 地図非表示モードで軌跡が消える不具合がある(2023年現在)
- twitter、Facebook、LINEでの応募に対応
特に気になるのは「①応募者が極端に少ない」という点。
僕のような新参者や無名ランナーでも応募すれば必ず賞品をいただけて、しかも2021年から毎年開催されている。GPSアートになかなか入選できない!という初心者にとっておすすめの狩場になっている。下記の通り賞品は他のGPSアート公募よりも豪華です。
WeRun GPSアートアワードの賞品例
- 優勝:amazon商品券5000円分程〜1名
- 準優勝:amazon商品券1000円分程(あるいはLINEポイント)〜1名
- その他参加賞:オリジナルBuff(ネックゲイター)〜50名
WeRunアプリの軌跡問題
前にも記述したが、2023年現在、ラン軌跡の視認性がとても悪く公募で提出するスクリーンショットをどうするかがとても悩ましい。裏技として、はっきりとした軌跡になるラン中のスクショを使うか、ウォーキングにして赤色にする方法があるが、ウォークだと距離を伸ばすことが難しい。地図非表示モードで軌跡が消えてしまう不具合が残っているのもとても残念だ。一番安定した回避策としては、しばらくラン中のスクショを使うしかないだろう。
STEPN でGPSアート
今回は、今話題のSTEPNアプリも流行に乗って併用しました。シューズ1足しかないので2エナジー(10分制限)しかないことが原因で大赤字になるという悲しい教訓を得ることができました。
シューズ耐久性の55%を削り1000円赤字!
10分しか走れない格安シューズを利用したため、2時間にも及ぶ耐久性に耐えられず、耐久性(Repier度)-55%、エナジーで30(150分相当)も削ってしまった(ゲームルール上あたりまえか;)。3.45GSTを獲得したが、耐久性修理に5%あたり1.8GSTを消費するので27GSTの損失で、結果23.55 GST = 時価1000円相当のマイナスだ。
STEPNシューズ1足でGPSアートはやるもんじゃない、という教訓を得た。
20キロ以上のGPSアートに必要なシューズ数
STEPNのゲームルール上、60分のランニングには15足ものシューズ購入が必要になる(下記表参照)。30足が限度のようなので、そもそも市民ランナーにとっては15キロ前後が限度なのだ。ましては30足も買える経済力はないし、1〜3足が現実的。とすれば通常GPSアートでは、2キロ〜5キロのGPSアートが限度だろう。
シューズ数と運動時間の関係
所有スニーカー数 | エナジー | 運動時間 |
---|---|---|
1 | 2 | 10分 |
3 | 4 | 20分 |
9 | 9 | 45分 |
15 | 12 | 60分 |
30 | 20 | 100分 |
STEPNについて
STEPNとGPSアートの相性についての詳細は下のリンクに詳しく紹介していますので、興味がある方はぜひご覧になってください。まだ少ないですがSTEPNアートの作品集もあります。
このランニングコースを走る方法
さて、いよいよこのコースのランニング方法です。
このコースは東京都国立市で実際に走ることができます。地図をプリントして走るのも方法ですが「ながらラン」はとても危険なので、ランニング用の音声ナビアプリ「RunGo」を使うことを僕は勧めています。このアプリの音声ガイドをイヤホンで聞きながら走れば、ランに集中でき簡単にGPSアートを完成できますよ。ランニングの手順は次の通り。
① RunGoアプリが入ったスマホで下のリンクをタップ
② スマホブラウザに出た「RunGoに切り替えて表示」を選択
③ RunGoに切り替わったら「スタートボタン」でラン開始
国立市の顔マラソンも8作品に
少しづつ顔マラソンを増やしていましたが、とうとう8作品以上になりました。似顔絵やキャラクター等、まだ他にも顔マラソン作品を準備していますので、その時期がきたらランニングして公開します。お楽しみに。
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GPSアートのブログ一覧
当サイトではこのコースの他にたくさんのGPSアート、お絵描きラン、ランニングアートのブログを配信しています。GPSアートの詳細については、ランニングアートのページ、あるいはWikipedia:GPSアートをご覧ください。去年に100コース達成し、2022年4月現在、130コース以上完走(年内に200コース目標)。干支ラン・十二支全てコンプリ公開中。GPSアートについてのブログ一覧は以下の通り。
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