10キロ以下の小さな短距離GPSアート作品集

GPSアートといえば、いつも100キロ級の巨大作品が話題になるが、ここで敢えて小さくて短い10キロ以下のランニングアートに焦点を当ててみました。「大きい絵=名作」ではないし、GPSアートは短距離こそ難しいことが名人によって言われている通り。

象のGPSアート
象のGPSアート
コウ・タダシ
コウ

GPSアート公募受賞数世界最多。東京・国立市で干支ランGPSアート現在150コース達成、2022年末に200コース完走を目指している、デザイナーのコウが執筆しました。(プロフィール

小さなGPSアート作品集

過去に走った10キロ以下の短距離ランニングアートだけを集めて、小さなGPSアート作品集をつくりました。

象のランニングアート
忍者のGPSアート
忍者
Nike Run Clubのルート画像
ハート
ランナーのGPSアート
ランナー
鷹のGPSアート
蝋燭のGPSアート
ロウソク
アヒルのGPSアート
アヒル
ポニーのGPSアート
ポニー
コップのGPSアート
コップ
男性の横顔GPSアート
男性の横顔
ランナーのGPSアート
ランナー
狛犬のGPSアート
狛犬のGPSアート(NRC)
「走」のGPSアート

数字

Nike Run Clubで描いた「145」のGPSアート
145
数字のGPSアート
50
誕生日祝いのお絵描きラン
53
54歳のGPSアート
54
140のGPSアート
140
49のGPSアート
49
24のGPSアート
24
Nike Run Clubで描いた「145」のGPSアート
145
146のGPSアート
146
144のGPSアート
144

ハロウィン

ハロウィンのGPSアート
ハロウィンかぼちゃ
海賊船のGPSアート
海賊船
ハロウィンのGPSアート
ハロウィンかぼちゃ

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実は小さいほど難しい
GPSアート

まったく語られないが、実はGPSアートは小さいほど難しいもの。GPS地上絵師として有名な大山顕氏はネットマガジン「デイリーポータル」で次のように述べている。

GPS地上絵の設計の難しさは「小ささ」にある。いくらでも大きくて良いのであれば、どんな絵も描ける。道路の曲線を上手く使って最小限のスケールでちゃんとした絵を描けるルートを見つけるのが最大の難関なのだ。

デイリーポータル「体長3キロのおしゃれ子ヤギ “恵比寿キッド”」(大山顕)より引用

つまり、短距離だからといって簡単に設計できるわけでなく、むしろ逆である。

サステナビリティーが落ちる長距離作品

それに長距離作品にはデメリットがある。世界の有名なGPSアートは大抵100キロを超るが、長距離なほどサステナビリティーは低く、コース再利用率は下がる。つまり、発表されたらおしまいなのだが、ランニングアートの最大の良さであるコース共有であることを考えると、誰もが絵を描ける楽しさを消してしまうのはとても勿体無い。

京都マラソンGPSアート「応仁のRUN」
京都マラソンGPSアート「応仁のRUN」は40キロ近いが、長距離なうえコースミスしやすく、曲がり角が300以上あるので、すいすい走れるものではなく再利用しづらい。このように長距離作品はサステナビリティーが落ちるデメリットを持つ。

関心高まる短距離GPSアート

このページでは、そんな大作ではなく気軽に散歩気分でできる短距離GPSアートだけを集めた。特に最近ではSTEPNの流行をきっかけに、ゲームルール上、10分前後のコースデザインに注目が集まりつつある。短距離の利点を整理すると次の通りだ。

短距離の利点

  • 散歩気分で気軽
  • コースの形が簡素で明確
  • 子供や高齢者でも参加できる
  • 作者以外も再利用できる
  • Stepnのコースにしやすい

ツイッターの声

GPSアートを楽しむランナーのツイッターでも、碁盤の目の街と複雑な地形の違いについて語られている

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この記事を書いた人

mojigumi

「もじぐみ」の代表、コウです。
専門は企画・出版・編集・印刷、Webデザインと管理。最近はブログ、動画、3DCG、AR、LINEスタンプ等のコンテンツ配信にも力をいれ、自分自身もランニングアートでコンテンツ化に努めています。