2022年10月は世界ピンクリボンの月。ピンクリボンとは、乳がんと闘う世界の女性を応援するために設けられたPR月間のことだ。その季節にオーストラリアで「BRADAY」キャンペーンというGPSアートを投稿しあうキャンペーンを行なっていて、ハッシュタグで誰でも参加できるとのことで、親戚や知り合いにも闘う方々がいる自分も、同じ心情で走ろうと4つのSTRAVA ARTで挑戦しました。
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BRA DAYとは
「BRA DAY」とは、乳がん治療を受けたオーストラリア・シドニー在住のルーアン・ローレンソンさんから広がった、インスタグラムでSTRAVA ARTを投稿するハッシュタグイベントのこと。「BRA DAY」はもともと、オーストラリアの乳がんをはじめとした乳房切除手術前、手術後の患者さんサポートしている組織で、ルーアンさん自身も乳房切除手術の経験を活かし、乳がん患者をサポートするアクティビストとして情報共有と啓発に取り組んでいる。
公式サイトの説明
オーストラリアの女性の 7人に1人が乳がんで、4割が乳房切除手術をしている。 「BRA Day」とはカナダで始まり、乳房切除後の乳房再建を検討したい女性のための教育、認識、相談を促進。米国、ニュージーランド等の国々が、オーストラリア形成外科学会によってサポートされています。
オーストラリアの女性はアメリカに比べて乳房切除手術後の選択肢の細さやサポートが不十分であることが調査による統計がある背景から、こういった啓発・教育活動を推し進めている様子。
僕の親戚や知り合いにも乳がんを患った方がいるので、運動の趣旨に寄り添う気持ちとしてGPSアートのハッシュタグ投稿に参加させていただきました。乳がんや乳房切除という、日本ではセンシティブにとらわれがちな問題と思っていたが、オーストラリアの公式ウェブサイトを見るととても明るくおおらかで、しかも大胆に切除後のセルフポートレートが多数公開されていて驚いた。関心のある方は「BRA DAY 2022」ランディングページからたどってみてください。乳房という女性にとって重要な象徴がなくなってしまっても自らの生き方を堂々と披露している姿に圧倒されました。この堂々としたメンタルの影にはやはり「BRA DAY」の関係者たちの目に見えない教育やサポートがあるんだなと感じます。
投稿したSTRAVA ART作品
BRA DAY 2022ではGPSアートをSTRAVAで行うように推奨しており、Nike Run Clubを普段使っている僕もそれに従いました。このハッシュタグイベントはコンテストではないが、社会的な内容であるだけに、ちゃんとしたコースを考えようと以下4つのGPSアートのルートを設計した。
- 女性の横顔
- ブラジャー
- ハート
- ピンクリボン
日本でもピンクリボンGPSアートコンテストが
ピンクリボンをテーマにしたGPSアートキャンペーンは日本でも行われており、下記リンク先で詳細をレポートしています。こちらではコンテストとしてGPSアートが募集され、僕はこの種のコンテストでは珍しく優勝し、ありがたく商品券をいただきました。