
バジル

植え方
温度
肥料と水
- リン肥料使用で追肥は不要
- 水は、あげ過ぎ根腐れ注意(真夏は朝と夕方のみに)
摘心
- 30cm以上に育ったら摘心
- 2節と3節の間を切る
- 病気予防のため、清潔なハサミで
- 差し芽でさらに育てられる
- 花をつけたら早めに取り、栄養を葉に集中
収穫
- 風味のためには洗わずに食べる
- 秋以降、種を採取すれば毎年育てられる
参考動画
種の採取
- 茎の先にまっすぐ花たちが咲く
- 花が散った後、全体が茶色くなったら、種が落下してしまう前に摘み取る
- 一部緑が残っているものは1週間ほど天日干しし、茶色くカラカラになったら採種
- 種の入った殻を網を通し種を出す。
- 殻のカスは、揺すりながら吹き飛ばす
種の保存方法
- 乾燥させる
- 封筒に入れ湿気を遮断し、ビニール袋で空気を遮断
- 遮光
バジルスプラウトで食べる方法も
エゴマ
エゴマにはβカロテンやビタミンC、Eが豊富。これらは抗酸化作用につながり、その効能は、免疫力の向上や、美肌効果で若返りのハーブとも言われている。エゴマは別名「十年(じゅうねん)」とも呼ばれ、食べると十年長生きできるという言い伝えがある。

種まき
- 種まきは5〜6月が適期。発芽率がよく、簡単に種から育てられる。
- 7〜10号鉢に5〜6粒、プランター65cm幅のものに10〜15粒を目安に、種が重ならないように蒔く。ごく薄く土を被せたっぷりと水あげ。
- 草丈10cmに成長したら、株間30cmに間引き。(鉢植えの場合は1〜2本)
温度
- エゴマは涼しく多湿な環境を好む。
- 半日陰、または明るい日陰で育てる
- 適温20〜25度で、とくに夏場は温度管理に注意
- 他のシソ科の植物の近くで育てると、交雑しやすいので避ける
- 耐暑性が弱いので、株元にしきわやをしたり、黒マルチを張って、防暑。

土
- 水はけ、水もちのバランスのバランスが良く、pH6〜6.5程の中性に近い弱酸性を好む
- 土の配合は、赤玉土小粒6:腐葉土4の割合で準備。市販の野菜用培養土もおすすめ
水やり
- 土表面が乾いたら、たっぷりと水をあげる。
- 乾燥に弱いので、夏場の水切れには注意。
- 暖かい時期は土の乾燥具合みて、朝8時以前+夕方の、2回OK。
肥料
- 追肥不要
- よほど生育が悪い場合だけ、5〜8月に油かす等の肥料で
病気
- 多湿な環境を好むエゴマは病気しがち。
- 葉の表面に斑点ができ次第に株が弱っていくサビ病に注意。
- 発見したら、被害部分を摘んで除去。


摘芯
- 草丈が15〜20cmくらいになったら、下から2〜3節目直後を切る。すると脇芽が増え収穫増に。
- 収穫をしつつ、5〜6節を切り2度目の摘心。
- 9月に花が咲くまで2、3度繰り返す。
- 花が出ると成長が止まる
収穫
- 植付1ヶ月後、本葉が10枚以上に育った頃、5月下旬〜10月中旬に収穫。
- 手で摘み取り、太陽があたり。風通しをよくする感覚で。
- 初夏から秋まで収穫。
種の採取
- 綿が出たら採取できる
- 綿の殻から10粒ほどを採れる
- 乾燥し、種を選別
- 封筒やジップロック等に保存
食べ方
食べ方については、下記ページにじっくり詳細をまとめているのでそちらをご覧ください。
大葉
大葉には、青シソ、赤シソがあり、それぞれ収穫方法が違う。エゴマの近くで育てると交雑してしまうので、離して育てること

種まき
- 種まきは5〜6月が適期。
- 7〜10号鉢に5〜6粒、プランター65cm幅のものに10〜15粒を目安に、種が重ならないように蒔く。ごく薄く土を被せたっぷり水あげ。
- 草丈10cmに成長したら、株間30cmに間引き。(鉢植えの場合は1〜2本)
温度
- 暑くなりすぎないように
- 真夏は日陰、半木陰に
害虫
- 葉に小さくて白い「ハダニ」がつく
- 水をたくさんかけ流す
- サビ病にかかりやすいので注意
摘心
- 30cm以上に育ったら摘心
- 脇芽の真上を切る
- 例えば、80cmの主枝に対し40cmの脇芽の真上を狙う
- 葉が重なったら間引き収穫
- 花が出ると成長が止まる
- 摘心したものは芽植えできる
追肥
- 『化成肥料』を使用。大葉に適した肥料の成分比は、チッ素(N)-10 リン酸(P)-2 カリ(K)-7の割合。大葉に適した肥料も売られている。
- 1回目の追肥は植え付け後、草丈15~20cmの頃。
- 2回目以降は草勢や葉の色の様子を見ながら、月に1~2回程。
- 肥料しすぎは害虫を寄せやすくし、雑草も生える
収穫
- 40cmくらいに育ったら収穫できる
- 時期によっては毎日収穫できる
- 先端の1〜2節を避け、下から収穫
- とりすぎると成長が遅くなるので注意
- 脇芽は左右均等に取るとバランスいい
- 葉の裏は香り高いのでさわらない
- 収穫後はリン系肥料を追肥
- 赤シソの場合は、下から脇芽直後をバッサリ切る。
- 花穂も食べられる
種のとり方
- 花の茎がカラカラに枯れた頃に種取り
- 茎を摘み取り、指で転がすと4粒ほどの種が出てくる
- 茎を振れば地面に落ちるのでそのまま栽培してもよし
- 乾燥した場所に保管。冷蔵庫でもよい。
参考サイト
大葉の花を食べる方法
サムチュ
種の採取
- 茶色くなった大葉の茎を用意
- 穂を指先ですりつぶすと、10粒程の種が出る
- 乾燥し、ジップロックや封筒に保存、遮光する
パセリ
種まき
- 2年草のため、2年たつと株が枯れます。
- 春まきの4~5月と、秋まきの9~10月の2回まいておくと、新鮮な葉をいつでも収穫。
- 好光性のため土はかぶせず、1か所に3~4粒を手のひらで軽く押さえ。発芽まで種が飛ばないように注意しながら霧吹きで水やり。
日当たり
- 日当りのよい場所~半日陰程度で栽培。
- 日光不足で徒長する。
- 日当たりがよい方が葉の色が濃い。
- 光が強すぎると葉が固くなるので、バランス見。
- 適温15~20℃。
- 耐寒性・耐暑性に優れ、1年を通して栽培可能。
土と水やり
- プランター栽培のパセリは、野菜用培養土を。
- 夏の強い日差しに弱く、乾燥すると下葉が黄色く。
- 夏は乾燥しないように水やり注意。冬の水やりは、土が乾いてから。
間引き
- 双葉が開いたら元気なものを2本立ちに、本葉4~5枚のころ1本立ちに間引き。
- プランターは、8~10粒まいて、双葉が出たら同じように間引き始め、本葉5~6枚で1ポット1本になるよう間引き。
植え替え
- 特に植え替えは不要。
- 株間は20cm位は空ける。苗と同じくらいの穴を掘り、ジョウロでたっぷり水を注ぎ、水がひいたら穴に苗を植えつけ、畝全体に水をかける。
花
- 6~7月に小さな白い花を咲かせます。
- 種で増やせる
肥料
- 2回目の間引き後、追肥は月に1度。
- 株が疲れたり、葉が黄色くなったら、追肥の回数を20日に1度に増。
害虫
- キアゲハは葉を食害。
- 葉にフン見つけたら、必ず幼虫がいる。
- 1枚1枚注意深く探し、幼虫を捕殺すること。
- 茎がぽっきり折れていたら状態を見つけたらネキリムシの仕業。1cmほど土の中を割りばしなどで軽く掘り返し探す。
収穫
- 本葉が12~13枚になったら、外葉から摘み取り
- 収穫しすぎて、株が衰えないように気を付ける。
- 常に8~10枚ほど残しておくと次々と葉を増やし、1年中収穫できる。
- 長く収穫するためにも、花芽は摘み結実しないように。
ディル
バジルと同じように暑さに強いハーブ。
食べ方



種の採取
サムチュに似て春と夏に栽培できるが、花は春にしか咲かない。ディルの種はインドカレー屋のレジ前によく置かれているあの種だ。
- 5〜7月に黄色い花が咲く
- やがて花が落ち膨らんできます。
- 膨らんだ種子は黄褐色になると落ちてしまう前に収穫。
- 乾燥し保存
ニンニク
買うべき種
品種 | 向いている気候 | 特徴 |
---|---|---|
青森ニューホワイト六片⭐️ | 寒地 | 大きい! 葉は弱い、 |
福地ホワイト | 寒地 | 塊大き目 青森県福地村が発祥 |
山東ニンニク | 暖地 | 中国産 葉としてもお勧め |
博多八片 | 暖地 | パンチあり |
熊本くまもんニンニク | 暖地 | |
山口赤丸ニンニク | 暖地 | 小ぶりだがパンチあり |
沖縄ニンニク | 暖地 | 小ぶりだがパンチあり 収穫が早い 芽が短い |
ジャンボにんにく | 暖地 | 巨大 パンチ弱い 塊として食べる 芽が太く最適 |
植え方
育て方 | 内容 | メモ |
---|---|---|
時期 | 9~10月植え付け | 5月末収穫 |
プランター | 45型・長方形おすすめ | |
土 | 培養土+元肥 | チッソ6、リンサン20、カリ3、マグネシウム5等 |
追肥 | 収穫まで2回(11月~ 12月と2〜3月) | 株の周りに「有機化性肥料」「配合肥料」パラパラ |
種 | 皮はしっかりとり、傷けないこと(特に頭) | |
植え付け | 15〜20cm間隔、優しく土かぶせ | 芽が2本出たら小さい方を折る |
収穫 | 6月、葉が枯れ始めたら収穫 | その前でも葉が枯れたら収穫 |
肥料について
ハーブなどの葉物植物はリン酸を使った肥料がいいとされている。
リン酸
追肥
元肥(飢えめのプランター土に混ぜる肥料)や追肥(収穫で栄養不足になった土に追加する肥料)には、下記のような「元肥」といわれる商品を買って、収穫の度にぱらぱら土にまくといい。
油粕を作る
トラブルと解決策一覧
ハエが大量発生した
原因は夏場に肥料の油カスを入れすぎたこと。少量にするか、夏を避けること
種の保存方法は?
一度しっかり乾燥させ、遮光、空気や湿気が触れないように袋に入れる。寒すぎず、暑すぎず、温度調節を適度に。冷蔵庫は厳禁。