青梅マラソン2019で30kmに2年ぶりに再挑戦、完走の感想

青梅マラソン

青梅マラソンの河辺駅
青梅マラソンが始まる前の河辺駅ホームには選手らでいっぱい

2017年に引き続き2回目参加の青梅マラソン。去年参加した東京マラソン完走でフルマラソンを体験し自信がついた自分にとって、それより短い30kはそんなに苦じゃないだろう、と舐めていたら前回参加時よりタイムが落ちというとんでもない結果に。結論からいうと青梅マラソン(30k)は東京マラソン(42.195k)よりもキツイ!!!。マジで!…その理由は、山の高低差でしょう。それしかありません。

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青梅マラソンのコスプレランナー

他にもサザエさんやボーリングピンなどたくさんいましたが、写真撮れたコスプレランナーだけ紹介します。

青梅マラソンのスパイダーマン
スパイダーマン
青梅マラソンのマリオ
マリオ
青梅マラソンの金髪ママ
金髪ママ?

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青梅マラソンの様子

さて、ここから今回の第53回・青梅マラソン2019を振り返ってみます。今回はたくさん写真や動画を撮ってまいりました。マラソン中、写真を撮ってる人は一度も見かけなかった点が東京マラソンと違ってた。東京マラソンでは浅草雷門前などのインスタ映えする要所要所で自撮りを始めるランナーが続出していて、係員が「ここで自撮りしないでください!」「立ち止まらず進んでください」と大声で注意するくらいでしたから。青梅マラソンは東京マラソンのようなイベント色の濃い大会とちがって、チャラくない、歴史ある真面目なマラソン大会だなと感じます。

青梅マラソン
河辺小学校での受付の様子。
青梅マラソン
青梅市民体育館で着替えた後、荷物を置き場を探して待機するランナーたち。

フルマラソンの経験いかし完走目標は3時間半
前半の登りではキロ7分をキープしていたが、折り返し、帰りのくだりで膝を痛め大失速したのが2年前。今年はその教訓を活かし足を痛めないように負担のないランニングフォームを完成させ、挑んだ。それは東京マラソンでそのフォームによって足の痛みが劇的に減った成功があったから、今回もそのフォームの出番。フルマラソンをクリアした勝ちパターン、30kなどヨユーだわ…。。。

青梅マラソン
青梅マラソンスタート直前
青梅マラソン
7キロ地点あたり

高橋直子選手とのハイタッチ

前回、ゴール前で準備されていた高橋尚子選手とのハイタッチに失敗したが、今回は必ずタッチしたいと前回の教訓通り道路センターで走った。その時は突然やってくるので、急な進路変更ができずタッチ失敗した2017年。あの悔しさをバネに、Qちゃんの姿を確認し即座にロックオン!突進しました(笑)。危ない、すっかり危ないランナーだ自分。おまわりさん、怪しい俺を止めてくれー!

今回も同じ位置にQちゃんはゴール前クタクタの選手に笑顔でハイタッチしていました。制限時間ギリギリにゴールする選手のほとんどはスタミナ切れでハイタッチの余裕なし。前回の自分のようにQちゃんに気づかない選手、気づいても軌道外にいるランナーらは、軌道修正できずにすーっと吸い込まれるようにフィニッシュゲートに吸い込まれていきました。まるで俺みたい笑。

高橋尚子選手のハイタッチ動画

下のハイタッチ動画を見るとわかる通り、制限時間最後のランナーと手を繋いでゴールしてくれるシーンに感動。人気の理由がわかりますね。

タイムは前回よりいいが体重に課題

無事にQちゃんとのハイタッチを済ませ、フィニッシュ!!
順位は前回超えだったが、タイムは2分程低下。もっともっといいタイムだと思っていた。体重が思っていた以上に減らなかったのがタイムがイマイチな原因だと自己評価。体重がもっと軽ければもっとすいすいランニングできたような気がする。今より10キロ痩せていた3年前のあの軽いステップが懐かしい(遠目)

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青梅マラソンの特徴

青梅マラソン2017勝手な分析ですが。ハーフでもなくフルでもない30kという距離が特徴である青梅マラソンは、古くからこの距離で始まり、それが好まれている。コースは東京マラソンのように広くないが、青梅のレトロな商店街を抜け御岳山を目指すコースは景色がよく、ちらっと見下ろす谷間や川面、春目前の山々が美しいコースだ。

青梅マラソン2017

30kmでも青梅の高低差でフルマラソン並み疲労

42.195kmのフルマラソン参加の前に練習として意味で青梅マラソン参加を考えている方、とんでもなく青梅マラソンを舐めています。なぜなら、青梅マラソンの高低差は85.8mもありますから、フラットな東京マラソンに比べて気付かないうちに足がやられます。自分は二度目の出場ですが、二回とも足が負傷しました。1回目は膝、ふくらはぎ、足の裏、などに激痛。制限時間ギリギリなので関門閉鎖の案内トラメガ放送にメンタルもやられ、心がへとへとになります。

トレーニングを積んで再挑戦

二度目はフォーム対策をしても足の裏に激痛に耐えながらのランニング。高低差の負担は大きく、フラット以上の距離を感じて、30kでも「ゴールまだか」「まだか」と、フルマラソン並みの長さを感じました。決して「フルマラソンより10キロも短い」と考えずに十分トレーニングを積んで臨まれることをお勧めします

青梅マラソン
青梅マラソン20k地点。もうへとへと。

まるで、青梅じゅうの人々に応援される自分、というイベント

前回参加時も感じたことだが、沿道の街の人も総出で見送ってくれて、バナナや飴、お水、パン、その他お菓子などを配ってくれる青梅の人々のお人柄に間近に触れられるマラソン大会としての特徴がとても強い。東京マラソンなら堅苦しくNGなことも青梅なら大目に見て笑顔で許される空気がある。ボランティアをはじめ、応援してくださった太鼓、ギター、吹奏楽部の学生、ご老人とデイサービス職員?、給食・給水のパパママ、ちびっこたち、沖縄の三味線で踊っていた方々、女子ハイタッチ隊、街ぐるみで大会を盛り上げてる姿に感動し、青梅に対する不思議な感謝がわいてくる。そんな素敵なマラソン大会でした。まるでマラソンセラピーを受けたように元気に帰宅。筋肉はヘトヘトでしたが心はツルテカでしたね。

青梅マラソン
青梅マラソンの沿道からランナーに声援をおくる応援太鼓隊
青梅マラソンのフィニッシュゲート
30kの部、制限時間の4時間ギリギリにゴールについた一般ランナーたち

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大会成績

項目 今回(2019年) 前回出場時(2017年)
ナンバー 11223 9010
種目 30キロの部男子50歳代 30キロの部男子40歳代
順位 3007位⬆️ 3519位
総合順位 9661位⬆️ 9867位

タイム

地点 タイム ネットタイム 順位 総合順位
5km地点 46:36 34:16 3133 10125
10km地点 1:20:34 1:08:13 3079⬆️ 9939⬆️
15km地点 1:57:31 1:45:11 3090🔻 9973🔻
20km地点 2:34:25 2:22:05 3053⬆️ 9838⬆️
25km地点 3:14:58 3:02:38 3023⬆️ 9753🔻
フィニッシュ 3:55:14 3:42:53 3007⬆️ 9661🔻

参考比較)2017年

地点 タイム ネットタイム 順位 総合順位
5km地点 42:49 33:44 3200 8796
10km地点 1:16:32 1:07:28 3342🔻 9268🔻
15km地点 1:54:22 1:45:18 3497🔻 9825🔻
20km地点 2:32:20 2:23:16 3541🔻 9933🔻
25km地点 3:11:57 3:02:52 3512⬆️ 9822⬆️
フィニッシュ 3:53:43 3:44:38 3519🔻 9867🔻

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2度目の青梅マラソン教訓

教訓

  1. あらかじめ水を持って現地に向かうこと。現場に自販機が少ない。
  2. 着替えは体育館の更衣室(狭い)使用。
  3. 荷物は体育館に置く(但し自己責任)。
  4. 高低差攻略は、上がり坂は前かがみになり小走り、下り坂は自然に転がるように大走り巡行。
  5. ゴールしたらすぐ参加賞ブースへ直行を(メダル切れ、参加賞切れなどが起こる)
  6. 有名人とのハイタッチは、道路中央で走っていること。

デザイン性の高い公式Tシャツ

BEAMSが手がけ、かわいいデザインで定評のある青梅マラソンの公式Tシャツだが、今年のデザインはハズレだったので購入しませんでした。2017年以前がピークだったのかな。今年のは青か白かの錯覚で世界でバズったドレスの柄と酷似した柄で、あざとく狙ってるのかなーと勘ぐってしまうデザイン。来年を期待します。

青梅マラソン公式Tシャツ

青梅マラソン公式Tシャツ
青梅マラソン公式Tシャツのデザインの元ネタはこれかな?

青梅マラソン公式Tシャツ

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青梅マラソンの完走メダルのデザイン変更

青梅マラソンは前年まで丸いメダルだったが毎年少しづつだが変更されていた。今年はガラリと変わり、四角いプレート型にリニューアル。この形に栓抜きを想像してしまう自分にとっては、前回のようの丸型のが良かったなー。ただ、2019年版の完走メダルはリボンの柄がとてもきれいだ。

その他、気になった点「ホノルルマラソンの当選者は誰なのか」

細かい話だが、ゼッケン袋にホノルルマラソン他、いろんなスポーツ商品が当たるプレゼント企画があったのだが、その当選方法というのが、ゼッケン袋に当選かどうかのシールが貼ってあるというのだ。当選シールが貼られた袋にゼッケンが入れられたのか、それともゼッケンが入れられた袋に当選シールが貼られたのか。生産ラインを考えるとシールは後と考えるのが自然だろう。名前わかる時点で当選者シールを貼る点に問題はないのだろうか。

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GoProによる誰かの動画

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この記事を書いた人

mojigumi

「もじぐみ」の代表、コウです。
専門は企画・出版・編集・印刷、Webデザインと管理。最近はブログ、動画、3DCG、AR、LINEスタンプ等のコンテンツ配信にも力をいれ、自分自身もランニングアートでコンテンツ化に努めています。