年間読書数55冊!映画、ドラマ感想文:2023年版

ほとんどがノンフィクションですが、今まで読んだ読書の感想文一覧をできるだけ多くまとめています。読んだ後で「どんな本だっけ」と思うととても悲しくなるので、こうしてまとめてさっと内容を思い出せるようになればいいなと。本が気になっている方にも買うかどうかの参考になれば幸いです。

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小説

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

  1. 一章:ギリシャ友人編(リッツァ)
  2. 二章:ルーマニア友人編(アーニャ)
  3. 三章:ユーゴ友人編(ヤスニンカ)

旧ソ連で家族と暮らした執者・米原万里の自伝小説。チャウセスク政権が崩壊したルーマニア情勢を背景に、ソ連、ギリシャ、ユーゴスラビア、など東欧やバルカン諸国の複雑な国際情勢とソビエト連邦崩壊の影響を受ける人々とその裏にある葛藤や真実を、現地に詳しい筆者による詳細な出来事でリアルに描かれている。

君たちはどう生きるか

ジブリのアニメ映画「君たちはどう生きるか」の中盤で主人公が触れていて、これは読まないと映画の理解が進まないと思い、買って読みました(中学高校時代に読んだ経験があるような気がしたが勘違いかも)。50年前の本とは思えないほど面白く、所々で泣いてしまいます。こんないい本を少年時代にちゃんと読んでおけばもっといい大人になっていたかもしれなません。スタジオジブリの同名アニメ「君たちはどう生きるか」映画についてはこちらの感想文をご覧ください。

コンビニ人間

ゾッとする表現や生々しい現代人の生活様式が我ごとながら興味深くとても面白い。前半は静かに進むが、後半は音を立てて進んでいき目が離せない。最後の結末も気に入っている。

三体

優れたSF小説に送られる「ヒューゴ賞」を受賞したことで有名な中国のSF小説。ミステリーの要素とSFが重なってとても映画向きな話。2024年初頭ごろにNetflixで配信が決まっている。全く先が読めない展開でとても面白かった。映像化されたら「陣列コンピュータ」「素粒子多面体のエラー」がどのように表現されるかとても楽しみ。

小説よりもノンフィクション本のが好きなので、こちらの方が多いです。食糧・環境問題、世界史、量子論・宇宙論が中心でジャンルに一貫性がないが、興味が湧いたものは次々と読む。

食料問題

本当に役立つ栄養学

世の中に蔓延する食や栄養に関する疑似科学、似非栄養食品、といったいわゆるフードファディズムを批判的に捉え、化学的で客観的な立場から栄養について解説するブルーバックスらしい本。栄養食品やサプリメントにはほぼ懐疑的な内容で、とにかくできるだけ多くの種類の食品をバランスよく均等に食べることこそ、体の利益になり良い栄養となる、という主張。添加物に対しては、食品に寄生するウイルスや微生物の繁殖、悪い物質の増殖よりはマシであるとする。

欧米人とはこんなに違った日本人の「体質」

とても細かく、世界のエビデンスを背景に健康に良くない食材と、健康によい食材を紹介してくれる内容。特に加工肉は食べたくなくなった。結局日本人やアジア人は、日本人やアジア人らしい、自分の土地や文化にあった食べ物を食べ習慣化することが一番健康に良く、欧米型食習慣が一番健康に悪いことが統計ではっきりする。結局、魚と納豆と味噌汁を使った和食がいいということ

特にこの本で注目したいのは第3章「糖尿病」からの内容で、それにつづく高血圧、胃がん、大腸癌、乳がん等、死亡率が高い病気と食べ物との関連を統計に基づいて細かく解説されている。まとめると以下の食物を中心に摂取し、避けるべき食べ物を認識しておくことが重要と考える。

発がん性や動脈硬化になりずらい食べ物

  • (サバ、アジ等、背中が青い魚)
  • 大豆(納豆、味噌汁、など)
  • 繊維野菜(キャベツ、にんじん、ほうれんそう、大豆、わかめ、らっきょ、人参、じゃがいも、アボガド、エノキ、ブロッコリー、山芋、玄米、など)

避けるべき食べ物や習慣

  • 加工肉(ハム、ソーセージ、など)
  • たばこ
  • 飽和脂肪酸系の肉類(豚肉、牛肉、羊、山羊、馬など)

食品の裏側(安部司)、食品の裏側2

調味料、お菓子、即席ラーメン、加工肉、ファストフード、マーガリン、赤い着色料、マーガリン、全部食べれなくなってしまったトラウマ級の内部告発本。

体を壊す10大食品添加物

ベストセラーになった「買ってはいけない」の著者による添加物解説本。前述の「食品の裏側」と重複した内容もあるが、商品名がはっきり表記されより詳しい事例が紹介されている。

ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?

世界で最初に植えるのは日本 色の安全保障をどう守るか

SNSも活発で自国の食糧生産をすすめ自給自足できる国づくりを強く主張しておられる東大教授・鈴木宣弘の本。アメリカに有利な食糧・農業政策ばかりが政治で推し進められている経緯とその背景にある日本の受動的な外交姿勢が浮かびあがり、日本の自主・自立をしなければますます他国の利益優先となってしまう、と訴える内容。安いから買う、行動への警告もあり、地産地消を薦め考えさせられる。

料理

ソース焼きそばの謎

今ではソースで食べられている焼きそばだが、かつては醤油ベースのウスターソースが主流だった。小麦粉が高価だった戦前から中国の中華麺で浅草を中心に誕生したが、戦後作りすぎて価格暴落した米国産小麦粉を大量に買わされた日本で安価に流通し浅草を中心に、安価なソースとキャベツで大流行した。造船所からでた鉄板を利用したお好み焼きも神戸を中心に広がり、粉もんの2大代表になっていく。現在、喫茶店に多く広がっているイタリアンスパゲティーは、かつては焼きそばのサブメニューで、イタリア五輪が開催された1960年を記念して広がったのではないかと推測する。日本のストリートフードの歴史を筆者が集めた広い文献と推測で考察した資料的価値の高い本。戦後の焼きそばには、現在使用が禁止されている人工甘味料が使われていて、火を通すと苦くなる成分だったので、焼いた後で「後かけ」していた、という話などとても興味深い裏話がたくさん。浅草の「電気屋ホール」や中華麺の元祖「中華楼」、今はなき「花屋」などの老舗も詳しく紹介されている。

若杉ばあちゃんの台所〜こうして作れば医者はいらない

食物に「陰と陽」があるという独自の解釈には違和感はあるものの、添加物やジャンクフードなどの現代食を避け自然食をすすめる姿勢には賛成できる。家庭にある素朴なおかず類のレシピを多数あげている。

砂糖の歴史

砂糖がハイチなどの主に南アフリカの大農園で奴隷労働者によって大量生産され、世界に広がり、日本は植民地化した台湾を農園化し生産した、といった奴隷労働と砂糖貿易の歴史を扱った書物。なので、砂糖精製については触れられていない点に注意。紅茶文化が盛んだった英国では同じ砂糖入り紅茶でも富裕層はアフタヌーンティーの趣味として楽しみ、貧困層は栄養補給として摂取していたという違いが解説され興味深い。砂糖は高価で薬としても利用されていたので、現代のようにパンにジャムを塗る以前は蜂蜜を使用していたという。日本ではかつて、沖縄での黒糖生産や四国でサトウキビが栽培されていたが現在、ほとんど外国産の輸入に頼っており国内に大農園はない。

葡萄酒の戦略

ギルガメッシュ叙事詩の記述から始まるワインの歴史や、パリスの審判、ロバート・モンダヴィ社のフランス進出失敗や親族経営の断念。さらに酵母菌の発見やアルコール分解の科学的解明の歴史にも触れ、なワインの教養が詰まっていて、一通りのワイン知識が身に付く良書。ワインの飲み方開け方、保存の仕方など実用的な知識は後述の「ワインの科学」が詳しいのでそちらへ。

ワインの科学 – 「私のワイン」さがしかた

スクリューキャップとコルクの違い、デキャンタの有効性、抜栓の意義、などワインに関する様々な固定観念や噂に科学的な答えを導き出したり、ワインの科学的な生成工程の詳細、生成成分についての説明など、とても専門的な解説書。

食べ物から学ぶ世界史 : 人も自然も壊さない経済とは

学問

ホンモノの日本語を話していますか?(金田一春彦)

死とは何か イェール大学で23年間連続の人気講義

講義のようにとても遠回しに語っていたので本題だけをまとめるともっと短くできた内容だった印象。結局は安楽死や脳死を「人間の死」と捉え、認知症が進んだ高齢者や安楽死を容認することを暗黙のうちに認めようとの認識に安易につながる結論になっている余韻が残りました。あのように徹底的に死を深掘りするなら安楽死や脳死についてもページを割いくべきだと感じる。

科学

面白くて眠れなくなる植物学

人類と気候の10万年史

グリーンランドの地層40mを掘り起こすと地球上の長期間の天候のカレンダーがミルフィーユの層のように高解像度で解明できる。その分析をすすめると地球天候のほとんどは全球凍結の状態であり、いまのような暖かい天候はわずかな期間しかないことがわかる。私たち現代の人類はわずかな好天候期間に生きているに過ぎず、氷河期がくる周期はかならずあり、その法則ががあるはずだ、と解くこの本の終盤はとてもエキサイティングで恐ろしい研究内容だった。中国の人気小説に、世界的なSF小説賞である「ヒューゴ賞」を受賞した「三体」という話がある。三つの太陽の強い影響下にある未知の惑星に起こる複雑な気候変動がテーマなのだが、遠いSF世界の話ではなく、地球にも起こっている惑星レベルの課題があるということを、この本を読んで思い知らされる。そんな内容。「全地球アトラス」というYoutube動画も面白いので参考に。

量子力学の多世界解釈

マルチバースのワクワクする話かなと、読み始めてらとんでもない難しい話で、量子論や基本的な物理学や法則を理解していることが前提の論文なので、初心者がさらっと読むモノではありませんでした。でも多元宇宙論とは、こういうことが論点となっていて、こういう話をするんだなと、初心者にとってはその程度の参考にはなります。

生命とは何か : 物理的にみた生細胞(シュレーディンガー著)

自分の頭ではほとんど理解できず、興味のある章だけ読むだけ読んだ。物理や生物学については、大きく噛み砕いた解説本でないと理解できないようだ。当たり前か。この本を読む前に、量子論の解説本で「シュレディンガーの猫」について知り、とても面白く興味が湧いたので、その勢いで読んだ、が無理でした。観測前は物質は波動であり、観測して初めて物質として確認できる、とする量子論は知れば知るほど面白い。が、生命に踏み込むと訳わからなくなりました。

なぜ宇宙は存在するのか〜はじめての現代宇宙論

不思議な量子論の話が好きなので、定評のあるブルーバックス新書からいくつか選んで読書中。比較的簡単な解説だが、やはりよくわからない。けど面白くて不思議な宇宙の話。最近SF映画でマルチバースの話がよく出てくるので、最新の宇宙理論を知っておくとより一層映画やドラマを楽しめます。

真空にあるエネルギーの揺らぎ

この本で特に楽しめたのは真空の定義の説明のなかで、粒子も何もない真空であってもエネルギーの揺らぎというのが宇宙には存在し、量子論は真空中の突発的なエネルギーの発生と消滅を瞬間的に起こすことができると説明しており、その揺らぎこそがダークエネルギーの質量として観測できるのだと。それが多元宇宙の誕生と捉えられる説が説明され、宇宙の奥深さを知ることができたこと。その他、宇宙背景放射や、宇宙の大きさや、インフレーション、超弦理論など、さまざまな興味深い宇宙論がまとめて説明されていて、とても面白い本でした。

社会

孤闘:三浦瑠麗裁判1345日

テレビで引っ張りだこの政治学者であり、10万人以上のフォロワーを持つセレブ系インフルエンサーであり、そして、太陽光転売ビジネス「トライベイ・キャピタル」の投資詐欺で逮捕された三浦被告を夫に持つ三浦瑠麗。毎週のように出演していた「朝生」にも出演されなったが、人気絶頂期に三浦瑠麗を名誉毀損とプライバシー侵害で訴えたテレビ朝日記者の手記。

ある日突然、インフルエンサーに個人情報を暴露され10万規模のフォロワーに広まってしまったら、と自分だったらとても恐ろしいことだろう。「自分の幸せはもう諦めた」という前書き化は始まる本書はとても心の痛いノンフィクションになっている。

武器としての国際人権〜日本に貧困・報道・差別

国際的な人権問題というと中国ウイグル民族の迫害や北朝鮮の拉致問題、ロシアの強権的な政治とジャーナリストの暗殺事件、ミャンマーの軍事独裁政権による少数民族ロヒンギャへの迫害、イスラエルによるパレスチナへの軍事侵攻や迫害、などが思い浮かぶが、この本は日本国内にある人権問題に焦点をあて、国連特別報告官である立場からあらゆる問題点をしてきしていて、そのなかで、日本は国連からいくつもの是正勧告、警告、改善要求がでているもののほとんどが無視されたり、なかには「国連勧告は罰則がなく従うべきであると法律で定められているものではない」といった趣旨の閣議決定までされて確信犯的に無視しつづけている状況であることに照明をあてている内容。それに加え最近ではジェンダーギャップや報道の自由度がどんどんランクが下がっており、これでは外国の人権問題にアレコレ文句をいえるものではなく、とても驚いた。藤田早苗という著者にとても関心が高まり、マスコミ以上のすごい行動力、調査力と思った。同氏はYouTubeでジャニーズ喜多川事件への姿勢と国連への侮辱も強く批判している。

ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト

テレビコメンテーターとしてテレビでよく登場していた経済学者・森永卓郎さんのベストセラー本。経済学用語がたくさんで半分以上は理解できなかったが面白く、財務省のマインド、裏事情、消費税をなぜ下げられないのか、歴代総理が歴任前の消費税減税の訴えを総理就任後すぐ撤回するのはなぜか、ということが詳細に記されている。軽減税率からなぜか優遇された新聞社が東京都千代田区の一等地に土地を所有しているのも財務省から、森友学園のように超低額で供与された背景にも踏み込み、財官報の癒着を暴露。頼みの綱だった立憲民主党だが「消費税25%まで上げる必要がある」との意見を聞き絶望。どんどん消費税が上がっていくこの先、税金の安い田舎に引っ越し、畑を耕し自産自消をして増税を交わすしかない、との結論に達するシニカルな内容。

目の見えない人は世界をどう見ているのか

色は理解できるが、色を混ぜることが理解しにくいなど、目の見えない人がどのように世界を捉えているのか。どのように接すればいいのかが詳しく解説されている本。空間の捉え方がとても敏感で独特で、読んでいてハッとさせられることが多い。人間がいかに視覚に依存しているかが理解でき、そのメリットとデメリットを感じられる。

発達性トラウマ 「生きづらさ」の正体

発達性トラウマとは、先天的である発達性障害と違い、幼少期からの成長の過程で受けたトラウマから生じる症状で発達性障害によく似た症状が多く見られる症状を指す。「毒親」といった流行語が作られるこんにち、家庭内や環境から受けるトラウマから人格形成に影響をうけた人は多く、そのセラピーに携わっているみきいちたろう先生による著作。安富あゆみ東大教授などの本を引用。とても面白かった。

原発の嘘

かつて原発建設に携わっていたご本人による著作。福島原発の事故後にたくさんの公演や本を出していて有名。現役の工学専門家による原発ノンフィクション。かつて日本に原子力発電所が一つもなかったとき、建設をPRする電力会社の「電気料金が2000分の1になる」というウソの宣伝をしていた事実に仰天。国鉄民営化をPRする時も交通費が安くなる、路線が広がる、などと宣伝していたが、実際は真逆になったことを思い出しました。

未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること

9割の社会問題はビジネスで解決できる

日本の消費者はどう変わったか

この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体

日本を腐らせたいかがわしい人々(適菜収)

グローバリズム植民地ニッポン – あなたの知らない「反成長」

元官僚をされてた京都大学の教授。前半では日本経済の衰退は「反成長」「平和主義」にあるとして左派を批判し、後半では日本の法律や憲法の上に位置すると言われている「日米合同委員会」と政府の対米従属姿勢を批判。平和が成長を阻害する、という趣旨の著者意見に疑問が残るなど、所々違和感があるが、この手の本にしては煽らない落ち着いたトーン。テレビ新聞界では見かけない「反米保守」姿勢。

自民党の統一教会汚染(鈴木エイト著)

噂で皆うすうす知っていたのですが、あまりに陰謀論すぎて人に言うのが恥ずかしい気がした、政治とカルト宗教の繋がりについて、直接取材とエビデンスをもとに明確にレポートされている衝撃の一冊。たしかこの本と取材で、鈴木エイトさんはジャーナリストの賞を受賞しました。

インターネット

ネットやSNSについての書籍も多く読んでいます。

僕らはSNSでモノを買う

この本は、他のSNSマーケ本に比べて簡潔・明瞭で面白かったのでこちらのページでじっくりまとめています。結局企画力が大事なので、その点のノウハウは自分で勉強し考案するしかない。

ファンに愛され売れ続ける秘訣

Twitterの伸ばし方(改訂版)

あなたに合ったTwitter活用術

売れるKindle出版のやり方

非常識Youtubeマーケティング

メタバースとは何か ~ ネット上の「もう一つの世界」

最近流行の「メタバース」を技術面から文化面まで様々な角度で解説する多面的な内容。特に、メタバースによって世界中の多様な人種や属性の人々がコミュニケーションすることによって起こる文化的干渉をどう乗り越えるか、ポリティカルコレクトネスや、男女平等、人種差別、などの乗り越えるべき課題の解説はとてもためになり、他にはない内容だった。この点、日本ではLGBTQの法律や男女平等が遅れており、しっかり課題を把握しておくべきと感じた。

文系AI人材になる

想像以上に実践的な内容だった。用途や難易度別に、ノーコードを含めAI環境を作る方法が詳しく解説されている。資料豊富。実際に環境を作る予定はなかったが、ざっと知るだけで面白かった。

いまこそ知りたいAIビジネス

AI時代の到来をどのように捉え、自分のものにしていくかの解説。「文系AI人材になる」では技術的な解説だったが、こちらは応用や運用に着目した内容。AIに乗り遅れないように準備し、どう活用するかの説明。同著者によりDXについても本が出ていて、そちらも読みました。会社のシステムを完全にデジタル化するのはもちろん、アプリや予測AIも導入し次世代化することが求められ、いかなる企業であっても少しでも進めるべきだとの内容。

いまこそ知りたいDX戦略 自社のコアを再定義し、デジタル化する

DXとはデジタルトランスフォームの略で、社内基幹システムのデジタル化、オンライン化、さらにはAIを使った次世代の業務支援システムを構築すること。通販、運送業などを中心にジャンルを問わず様々な業種でDX化が進んでおり、これを人類に起こる第四次産業革命とよばれているほど歴史的な大変化だという。その解説を詳しい実例をあげながら解説する本。ソフトバンクの講演で「AIを導入しないと、AIからみると人類は金魚ほどの脳細胞生物である」と訴えた孫正義社長の言葉をしみじみと実感できる。

教養としてのデータサイエンス

あらゆる面でクラウド化、AI化が進んだ現代で、ビッグデータの統計をどのように集計し、をどう分析し生かす人材をデータサイエンティストと予備、必要なスキルや業界説明、今後の展望などを解説する本。先に読んだ「いまこそ知りたいDX戦略」の不測部分を補完する内容だったので、この二つの本を両方読み理解が進んだ。

コラム

ケアマネジャーはらはら日記

友人や親戚にケアマネや介護関連職がいるので、その苦労や詳細を知ろうと読んだ本。筆者本人によりとてもリアルに描かれていて、ご本人自身が注意欠陥・多動性障害(ADHD)を持つ特殊な環境で奮闘するという努力ぐましい日常が綴られている。いくつもの職場を転々とし苦労しながらもケアマネ職が好きだから、という一心で続けている満足感をすごく感じた。

高橋源一郎の飛ぶ教室 はじまりのことば

たまにテレビでも見かける小説家・高橋源一郎さんの短編コラム集。いろんな見識が詰まってて、たくさんの本をよんでいるような感覚になり面白かった。本来は「飛ぶ教室」を読もうと検索していてこの本がヒットして読んだのがきっかけ。

夢を叶える象

2009年頃の発刊から今日まで公称累計400万部も売れているというベストセラーで、若者向けの自己啓発本。15年前の本なのでガラケーが使われているなど古い箇所があるが、楽しく読める。一方、ウケ狙いの表現がやたら多いので、内容だけ知りたい人にとっては文章が長すぎてたまらない。本題だけ紹介したら箇条書き数ページに済む。象の姿をした「ガネーシャ」と名乗る神様の個性が、ダウンタウンの松本人志そのもので、その言葉遣いが笑える、ので彼が嫌いな人や自己啓発自体にアレルギーがある人には向かない本。要は「人に頼らず即自分自身で行動に移せ」という教え。

あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 

  1. 人生最後の日、なにに泣きたいほど後悔するだろう?
  2. あと何回桜を見られるだろう?
  3. どんな制限を自分にかけているだろうか?

といった27つの質問を答えながら自分らしく幸せに生きる秘訣が浮かび上がる本。

世界のニュースを日本人は何も知らない4

ベストセラー本という帯に釣られて読んだ本。著者はtwitterで有名な毒舌アカウントで、元国連職員で英国在住の「めいろま」さん。煽り調の切り口だが、この手の本にしては巻末に引用、参考本一覧なし。本人「感想」だけがブワーっと語られているので根拠があるかないか、判断するのはアナタ次第。

「後回し」にしない技術「すぐやる人」になる20の方法

前半は世界の偉人がいかに仕事を優先し即行動したかの実例で、後半はその実技を解く。なので前半で完璧な偉人の武勇伝にうんざりしてしまいそうになったら、後半から読んでもいいと。そしてその後半の実技篇はとてもハッとさせられる、いい方法が並べられているので要チェック。

人物

あの日:小保方晴子

「STAP細胞はあります」の言葉と共に表舞台から去ってしまった美人女性科学者。一体何があったのか、テレビは彼女のネガティブな面しかレポートせず、決して本人の反論を報じて両論併記しようとしなかった。それがずっと心残りのまま数年が経ち、いまこうして本人自らが真実を語る、という本。前半は、どのように彼女がこの業界に尽力しアメリカ留学とその後の研究にどう没頭したかが紹介され、専門的な話なのでわかる範囲で流し読みし、いよいよ後半は「あの日」に迫る。

騒動をまとめると次の通り

ざっと読んだ印象だが、本書が伝えている小保方氏のSTAP騒動までの成り行きは以下の通りだ。

  1. 小保方氏、幹細胞とスフィア細胞の度重なる研究でSTAP現象を発見。
  2. この論文を専門メディアや科学誌ネイチャーで発表する中で、古い研究の誤データや写真引用ミスを含んでしまう(が、この段階では問題にならず気づく人もいない)
  3. 共同研究者である和歌山大学・若山照彦教授がSTAP現象を基にキメラ細胞(胎盤を作れる万能細胞)の生成に成功か
  4. IPS細胞を超える発明であるとの報道がされはじめ、小保方氏と理研が注目を浴びる。
  5. 論文内の写真引用ミスが発覚しSNSで拡散。他にも不自然なデータを指摘され炎上。(小保方氏によると、これは旧データのまま公開してしまった単純ミスであり、実際は正しい更新データがあるし、実験も正しく制限できると主張)
  6. NHKスペシャルを含んだマスコミ報道が加熱し、小保方氏への人格攻撃、個人情報攻撃、自宅へのメディアスクラム被害を受ける。
  7. 理化学研究所CDBの笹井芳樹副センター長が自宅で自殺。
  8. 小保方氏、理研の退社とプロジェクトからの離脱を表明。
  9. 理研が調査委員会設置。「論文を元にSTAP細胞を再現できなかった」「小保方さんがIP細胞を混入させた疑い」を調査結果発表。(小保方氏はこの再現実験について、不十分な論文と実験データ、サンプルを基にした実験を行ったと本書で主張)
  10. 放送倫理委員会(BPO)が、「小保方氏がIP細胞を混入させた」との誤った情報、そして小保方氏への人権侵害があったとNHKスペシャル放送に対しBPO違反と判断。NHKは「人権侵害をするつもりはなかった」とコメント。
  11. 小保方氏、本書で共同研究者・若山教授が梯子を外し保身に走ったとの趣旨を本書で主張。
今後の小保方氏

本書を読みながらAppleTVのドラマ「レッスンケミストリー」を思い出した。女優ブリー・ラーソン扮する理化学研究の女性が、男性中心のラボでの出世がいかに難しいかとの内容だが、小保方氏が受けた負の力は男女格差というより、リケジョブームに乗っている彼女を利用した有象無象の集団と、小保方氏の単純ミスでの炎上で一気に保身に走る男たちの姿だろう。正確な再検証ができたはずだが、それさえできなくなり完全に梯子をはずされた本人が再び浮上するには、再び何かの研究で成果をあげるしかないだろうが理化学界で完全に信用を失ってしまった彼女はブリーラーソンの料理のように他業界にチャレンジするのかもしれない。そう。科学を使った料理研究家になってほしい。

マスコミの偽善

そして感じるのはマスコミの偽善だ。「裏金問題」「統一協会との連携」「ジャニーズ喜多川の児童を含んだ半世紀にわたる性虐待」「木原事件」「大河原加工機冤罪事件」「ダウンタウン松本と吉本芸人の女性上納システム」など、国家や検察、大手企業の大不祥事に対し、小保方晴子会見のような厳しい追及を記者たちはしただろうか。昨今、記者会見場で厳しい追及の声は東京新聞・望月記者以外の記者は、カタカタとキーボード音を鳴らすだけで終始無言の姿がテレビに映る。「悪」と決めた女性のマンションにはセキュリティーさえ破りドア前に迫る。この差はいったい何なのか。自民党安倍派議員を中心とした20年にもわたる裏金問題が問題となっているが、「秘書がやった」「会計担当がやった」「記憶にない」との答弁だけで終わるのに、小保方チームの1人が引用ミスをしたからと、チーム長の小保方氏が「部下がやった」と言って済んだだろうか。

マスコミの犬笛で湧き上がる誹謗中傷

マスコミは彼女を悪と決めつけNHKはBPO違反までプライバシーを侵害したことで、一般大衆は「彼女を叩いても良いんだ」とのお墨付きを得て、さらに誹謗中傷はヒートアップした。もはや研究が正しかったどうかは問題になっておらず、彼女の個人攻撃に集中した。理研の笹井芳樹副センター長の自殺にまで至ってしまう。そしていつものように誰も責任をとらない。10年経っても検証番組さえなく、共同研究者・若山教授も忘れられてしまった。彼女がどうだったかではなく、STAP細胞はあったのか。そしてそれは万能細胞だったのか。キメラ細胞や万能細胞ではなかったとしても、化学にとってどんな一歩だったのか。そして小保方氏の成果とミスはなんだったのか、その答えを皆知りたがっている。だがしないだろう。検証なんてしてしまうとマスコミ本人が反省しなくてはならないからだ。

オードリー・タン 自由への手紙

あんぽん 孫正義伝

声が出るほど驚いた本。噂では聞いていたがこんなにのすごい家族と道のりだったとは思わなかった。SNSをみると孫正義のアンチはうじゃうじゃいるし、かつてアンテナ周波数割り当て不許可のニュースなど不自然な冷が話題となっていて、その背景にあったモヤモヤが一気に晴れた。巻末あとがきにある通り大河ドラマになるほどのコンテンツ量の多い国を超えた家族親族の実話が面白くてほぼ一気読み。小6時に書いた詩「君は泣いたことがあるかい」がほんと感動的。

TVで彼が紹介される時は決まって株で数億円の損害、決算がマイナス、〇〇を売却、といったネガティブな報道が目立つ。メディアのそうした塩対応やdocomoばかりが厚遇されるワケも。来年からまたdocomoをNTT内に戻される法案が出されて、携帯3社が猛反発してるニュースがこの年末流れているタイミングで読んだのもまた感情を掻き立てた。図らずも日本のモバイル事業、インターネット事業が世界から脱落してしまったのは「彼への敵対心」じゃないだろうか、と思ってしまうほど因果応報な話にもなる。携帯キャリアの中で唯一国会官僚の天下りを拒否しているのはソフトバンクだけであることははっきり申し上げておきたい。

悪名の棺 笹川良一伝 (幻冬舎文庫)

現在の「日本財団(日本船舶振興会)」の創設者であり、韓国のカルト団体・統一教会系右翼団体「国際勝共連合」の創設者であり、巣鴨刑務所に服役した太平洋戦争A級戦犯・笹川良一の自伝。「知恵で成功した者は知恵で溺れる」「脳と下半身の人格は別」といった名言?や、多数の愛人(次男であり現財団会長・笹川陽平の母もは銀座キャバレーのホステスさんで、お妾として長く認知していなかった)の愛し方。二号、三号を日本各地の別宅に置き、二重生活、三重生活をしたいたことが赤裸々に語られている。昭和の時代にテレビでお馴染みだったモーターボート協会のCM標語「世界は一家、人類皆兄弟」の元ネタが、彼が創設した「国粋大衆党」のスローガンであることなど、驚くべき事実が本人へのインタビューを中心に武勇伝として語られている。

タモリと戦後日本

無名の時代から、赤塚不二夫の家に居候してラジオ番組からテレビに徐々に進出していき、「笑っていいとも」の司会者になったころから過去の際どいネタを封印し、国民的タレントになっていく姿、その背景、家族関係などを明かしていく本。タモリは大好きなのでとても面白かったです。

歴史

国際

ユーゴスラヴィア現代史 新版 (岩波新書)

欧州とロシアの間に挟まれたバルカン半島の国々。ウクライナ戦争で注目が集まるウ周辺国と緊張の背景にあるNATOの影響力がどのような歴史の背景からこの地域に広がっていいったかを知ろうと読み始めた本。オスマン帝国時代から様々な紛争が続いていて、ロシアに近い欧州という地理的な特質、旧ソ連の下で元社会主義国だった国々がスターリン主義から距離を置き徐々に自主管理社会主義へと移行していくなかで、西洋と共産圏から板挟みになりながら、近代ではアメリカと国連監督下で紛争中の虐殺や空爆の戦後処理を行なっている。中世時代の章はよく掴めなかったが、現代の章に近づくにつれウクライナでのアゾフ大隊を彷彿とさせるテロ組織ウスタシャによる民族浄化や虐殺の過去や、国家間以外にも痛ましい民族的衝突に考えさせられる。当時ナチスドイツの民族絶滅政策に強く影響を受けた勢力がどういった過程で残虐になり得たかを知る参考になった。ニュースでは悪い印象を広がるムスリムだが、ユーゴの歴史では西側に位置し丁寧に扱われている点など、気づきや疑問点もありもう一度読んだり他書も参考にしなくては理解が深められなそう。

戦争は女の顔をしていない

ソ連兵に入隊し対独戦に参加した数多くの10代の女性兵のへの聞き取りで構成された伝記。テレビアニメ「機動戦士ガンダム」の物語で語られる村や小隊で起こる数多くの小話が紹介されていて、同アニメの元ネタになっているようにも感じられる。それほど市民にとって身近な出来事に読む人を惹きつけさせる内容。戦時に人間はどうなっていくのか。女性と男性がもつ戦争への感情の違い。死体や内臓に慣れていき感情と表情を失っていく人間たち。自分の体から溢れてしまった内臓を自分の手で元の腹に戻そうとする兵隊の姿。数々の現実が女性視点で語られていくが、これが日本語に翻訳されたのが2000年ほどでそれまでは外国語でしか読むことができなかったことに驚き。

検証:ナチスは「良いこと」もしたのか?

たびたびネットやSNSで拡散される「ナチスはいいこともした」といった類の言説。「いいことをした」ことで全てが免罪されるかのような言葉を歴史の専門家の視点から検証した良書。高速道路「アウトバーン」やインフラ整備、健康促進政策、環境対策、などの国策が、一見「良いこと」のように見えて、その良いことの主語が「ナチス」であること。ナチにとって良いことであり、それ以外、とりわけユダヤ人にとっては最悪の政策であったという背景を知ると、決して「良いこと」などと言えない最悪の政権、政策であった、という内容。特に、犯罪者、障がい者への安楽死や絶滅収容所などで虐殺した遺体をパウダー化し有機農法に使うなど、衝撃的なナチ政策が紹介され、その詳細についても参考書が丁寧に紹介されている。

ヒトラー :虚像の独裁者

今の世界情勢ととても似ている気がして不気味。大量虐殺や侵略戦争が起こらないよう市民はリテラシーを身につけ、他国やマスコミ新聞に頼らず自分の目で政治・言論を監視しなければならず、独裁者登場の予兆を決して逃してはならない。

国内

石橋湛山の65日

国会の超党派グループで研究会ができるほど注目されている政治家・石橋湛山の解説本。岸政権発足直前の石橋総理大臣の政治がざっと勉強できる。詳しい足跡は石橋湛山全集などの専門書があるらしい。真の保守政治家とはこういう人だったのだが、現在保守といえば親米、宗教右派、外国人排斥、のいわゆる「ネトウヨ」の代名詞になっている点でまったく変貌してしまった。しみじみそう実感できる内容。本書後半で、石橋湛山が病で総理を辞職したあとか、後任の岸信介に託した手紙の内容が実に興味深かった。同じ保守政権でもまったく違う、日本の時代の変わり目がここにあったのだと。

草の根ファシズム : 日本民衆の戦争体験

映画

呆れるほどつまらない作品は載せてません。

題名感想おすすめ度
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
西武戦線異常なしWW1時代、ドイツ庶民側から見た戦争の映画。プロパガンダに踊らされ意気揚々と入隊したが地獄のような戦場で人間らしさがどんどん失われていく姿、そして不条理な最後。⭐️⭐️
マイ・エレメントディズニーのCGアニメ。ディズニーらしく面白かったけど。ディズニー的すぎて物足らない。ターニングレッドが面白すぎて。⭐️⭐️⭐️
フローラとマックスバットマンやノーラン映画によく出演する気になる俳優ジョセフ・ゴードンや、ミッドサマーの男優ジャック・レイナーがダメ男役で出演するなど興味深いキャスティング。それよりもリアルな家族愛が描かれた内容がともていいし、映画内の自作PVやラストのライブ楽曲が割といいし耳に残るいい映画。⭐️⭐️⭐️
フェイブルマンズSスピルバーグの自伝映画。「君どう」のように、自作のハイライトシーンと似た構図がいくつもありファンにとっては嬉しい。話のキモは多感で感情豊かな母親と、寛容的すぎると感じてしまうほどの優しい父親。スピルバーグ映画によく登場する壊れた家族像のネタ元が自分の家族であったと感じる悲しい話。感受性豊かで芸術肌の破天荒な性格である母だが、叔父さんに忠告をうけたように、いつか主人公も「自分か、家族か」を選ぶ地獄の日が母のように来ることを予感。そんな主人公も成人しパニック発作が出始め、元々母親と共にASDだったのではと。⭐️⭐️⭐️⭐️
RRRインドらしいユーモアとアイデアと迫力と勢い、歴史と内容。長かったけど面白かった。⭐️⭐️⭐️
エブリシング・エブリウェア・オールアットワンス2022年度アカデミー賞を総なめにしたミシェール・ヨー主演映画。マルチバースで並行する別の自分のスキルを手にし、ブラックホール化した闇と戦う。⭐️⭐️⭐️
ヒューマン・ボイスいつも脇役ばかりでじっくり見られないティルダ・ウィンストンを30分ずっと凝視できる一人芝居。舞台セットが斬新で物語の主題と一致。⭐️⭐️⭐️
Barbie面白い。男性中心社会への皮肉たっぷりでバービーを打っているマテル社にもそれが向けられている。⭐️⭐️⭐️
Hungerタイの格差を背景にした料理対決映画。⭐️⭐️⭐️
君たちはどう生きるか宮崎駿が自分のために作ったような謎の多い自伝的アニメ。⭐️⭐️⭐️
エモーナLGBTQ+な主人公のファンタジーCGアニメ。もののけ姫や宮崎アニメの名シーンを思い出す場面がちらほら。最後は考えさせられて泣ける。⭐️⭐️⭐️⭐️
別れる決意今までのパクチャヌ映画のアクションエログロな作風と違い、静的で不気味な空気。自作もこの路線でいってほしい。⭐️⭐️
Turning RED中国系カナダ人女性監督のディズニーCGアニメ。思春期の女の子と推し活がテーマで時代に合いとても面白い。母の声は韓国系アメリカ人サンドラ・オー。邦題は「私ときどきレッサーパンダ」で、母役は木村佳乃。短編アニメ「BAO」も泣けておすすめ。⭐️⭐️⭐️⭐️
ローグワンギャレスエドワーズ監督なので観たがSW世界はSF古典のパクリが多く好みじゃないが、この映画はスピンオフなのにSW本編よりもよくできていた。⭐️
SOLOエリミア・クラークとウッディ・ハレルソンの出演以外はほとんど楽しみなし。内容もダメ。点なし
DUNEティモシーシャラメの顔ドアップが満載。古典SFを今風に描いていてとても面白い。SWのタトゥーインや宮崎駿の風の谷、メビウスなど多くのクリエイターに影響を及ぼした異世界の民俗風習や世界観がとても面白い。⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
犬王小説の映画化で面白い。女王蜂のアブちゃんの歌声が素晴らしい。話もすごく面白い。日本のアニメ映画といえば、新海誠、細田守だが、この湯浅政明監督の作品も見たい。⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
否定と肯定実際にあったアウシュビッツ歴史修正主義法廷を映画化したもの。⭐️⭐️⭐️
三島由紀夫vs東大全共闘当時の大学生のインテリぶりがよくわかる。社会をうごかそうとしている大学生たちの理論武装が難解な哲学にも及んでおり、現代の反知性的論説との明暗がはっきり浮かび上がる。
ドント・ルック・アップアリアナグランデがほぼ本人役として登場するなど、皮肉とユーモアが自分好み。ジェニファ・ローレンス、ディカプリオ、ケイト・ブランシェット、ティモシー・シャラメ、メリル・ストリープ、など豪華俳優で話も社会風刺たっぷりで面白い。監督は社会派映画を多く作っているアダム・マッケイ。⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

ドラマ

主に、1シーズンみたものだけ載せています。

題名感想おすすめ度
レッスン・ケミストリーベストラセラー小説のドラマ化。女性科学者が料理番組の司会者になる話、女性人権が低かった時代に戦う主人公の姿に勇気づけられる内容。⭐️⭐️⭐️
Foundationアシモフ原作の古典SF。今風にアレンジされてて面白い。これについては専用の感想文ページがあるので、興味あるひとはどうぞ。⭐️⭐️⭐️
インベージョン俳優もセットもSFXも素晴らしいのに内容が。ながら見にはちょうどいいかも。⭐️
医師チャジョンスク二重生活の夫を持つ女医のはちゃめちゃ自立生活。笑えて泣けてジーンとくる、大人向け家族ドラマ。⭐️⭐️⭐️
The BOYS新自由主義的なヒーローたちの正体を暴こうと戦う普通の人間たちの勝ち目のないヒヤヒヤする戦いが見どころ。エログロ場面多いので小さいことは見ないこと。ep2後半からはマンネリ化し、ep3で脱落。⭐️⭐️⭐️
サンクチュアリ・聖域日本の相撲界のスポ根ドラマ。イケメン不在で芝居が生々しくて良い。⭐️⭐️⭐️
マンダロリアン(S1、S2)SW版子連れ狼。黒澤明や日本の時代劇を思い出すシーン多数。S2の最後、ルークの恐ろしさが初めてわかった。前編ジョンファブロー監督だが、一部epでデボラチョウが担当。⭐️⭐️
オビ・ワン帝国軍に活気があり、ジェダイお忍び時代はヒヤヒヤしてSWは一番面白い。監督は中国系アメリカ人デボラ・チョウ。⭐️⭐️
火花面白い。火花は映画もあり菅田将暉が主演しているが、このドラマ版の林遣都と波岡一喜の喋り合いがとてもジーンときて映画より面白いし最後切ない。⭐️⭐️⭐️⭐️

ドキュメンタリー

題名感想おすすめ度
ジェフリー・エプスタイン〜権力と背徳の億万長者米大統領、英国皇室とも深い親交のある億万長者が、わかっているだけで数十人もの少女強姦を繰り返し、恋人とともに女衒のような行為をしていたという衝撃の内部告発がコロナ直前の2019年にあったドキュメンタリー。今でも親交リストが裁判などで公開され論議となっているのも驚き。⭐️⭐️⭐️
ジミーサビル〜人気司会者の別の顔ジャニー喜多川、ダウンタウン松本人志を思い出すような事件。英国で70代から7歳程までの広い年齢層の男女を、長期にわたり強姦していたという衝撃のレポート。英国の超人気タレントであり司会者の犯人は、英国ダイアナ姫やサッチャー首相とも親交が深く「サー」の称号を皇室から授かっていたほどの人間国宝。⭐️⭐️⭐️
100まで生きる・ブルーゾーンと健康長寿の秘訣自然に近い生き方をするのが幸せと長寿の秘訣というレポートで沖縄にも取材している。⭐️⭐️⭐️
キムチの国キムチ食べたくなるしかない⭐️⭐️⭐️
スープの国スープ作りたくなるしかない⭐️⭐️⭐️
冷麺の国冷麺食べたくなるしかない⭐️⭐️⭐️
インフィティー無限を旅する無限とは円である。無限とはどこでも中心である。不思議な感覚。⭐️⭐️⭐️⭐️
ブラックホール

この記事を書いた人

mojigumi

「もじぐみ」の代表、コウです。
専門は企画・出版・編集・印刷、Webデザインと管理。最近はブログ、動画、3DCG、AR、LINEスタンプ等のコンテンツ配信にも力をいれ、自分自身もランニングアートでコンテンツ化に努めています。