コンテンツSEO対策で大事なことまとめ(2022年版)

キーワードSEO、被リンクSEO、コンテンツSEO…と、SEOも様変わりしました。できるだけコストをかけずにSEOがしたい場合、コンテンツSEOに絞られるが、その際に必要な施策をここでまとめました。(2020年版SEO対策のアップデート版です)

EAT(専門性、権威性、信頼性)

2020年以降「E-A-T」と略される以下3要素が欠かせない。

EAT三要素

  1. Expertise(専門性):十分に専門的な内容であるか
  2. Authoritativeness(権威性):専門家が語っているのか
  3. Trustworthiness(信頼性):ソースや根拠はあるのか

一つづつ説明します

1)専門性

  • 専門とする内容を掲載すること。
  • YMYLを避けること

YMYLとは

YMYLは「Your Money or Your Life」の略で、人の将来的な幸福や健康、金融にまつわる情報のことを指し、Googleの「検索品質評価ガイドライン」の項目の一つ。このYMYLカテゴリの投稿を特に厳しくGoogleはチェクしており、ガイドラインに反するとランクを落とす。

2)権威性

  • ビジネスを法人化する
  • Amazonで書籍を出版する
  • サービスや企業を運営する
本名と顔を出すか

出したくない企業さんがほとんどですが、登記簿謄本に本名と住所を出している以上は個人情報を一般公開していると割り切り、Webサイトでも同じように公開することで権威性を高めることを最優先に考えられるかどうかです。これはビジネスの覚悟です。

3)信頼性

  • 顔写真、本名をWebサイトに表示し、各投稿文にプロフィール明示。
  • Facebook、Gmailアカウントなどの本名と一致させること
  • 第三者意見を入れる(SNSより独自集計が強い)
  • 記事の根拠や、情報発信のプロセス、監修を明示すること
定義はない

これらは信頼性を上げるための方策予想だ。すぐ反映されるわけではなく、地道な努力が必要。

被リンク

被リンクは長い間有効とされていたSEO対策だが、下記2種類に分けられる。

被リンクの種類

  1. 自作リンク(初期はこれに頼るしかない)
  2. 自然リンク(こちらが理想)

①自作リンク

自分で作ることができるリンクで、初期はこれに頼るしかない。

  • SNS、Youtube、など
  • ブログランキング登録ブログ村BLOG RANKING、などに登録)
  • 寄稿、相互リンク(相手のブログに記事投稿し、自サイトリンク貼り)
  • ブログコンテストに応募(レビューコンテストなどにエントリー)
  • 営業被リンク(しれっと依頼する)

できるだけ多くの外部サイトから被リンクを受けること。

重要SNS

  • Youtube
  • twitter
  • Instagram
  • facebook
  • Pintarest
  • note
  • はてな

EAT向上

  • Wikipedia
  • Amazon

その他

  • Jimdo
  • Wix
  • SUZURI
  • その他サービス

②自然リンク

評価され続け、リンクを自然に受けるしかない。

  • 自然な被リンク(ニッチな用語解説記事、トラブル解説記事、これらは長期被リンクにつながる)
  • 調査記事(じっくり取り組む時間が必要だが、被リンク率高い)

自然リンクを産むには「良質な記事!」これしかない。その記事の書き方については次章。

内容をよくする

SEOにいい内容というより、人々に愛される内容がとういうものなのか、という考え方のがいいと感じます。つまり情報雑誌風の編集をすることです。ここは難しいことやお金を掛ける必要はなく、やる気さえあれば誰でもできることなので

編集方法

難しいことは他の章で伝えるとして、ここでは初心者でもできる範囲の方法をまとめます。

読みやすさ

  • 適度に強調文字や蛍光ペンなど、強弱をつけ斜め読みしやすくする。(やりすぎないこと)
  • 箇条書きコラム写真を多用し、文字だらけにならないように。
  • オリジナルで、独自性のある文体であること(どこかで読んだような文体を避ける)

見やすさ

  • 図解を入れる(保存されるようなわかりやすいもの)
  • 斜め読み気分読みながら見、ができる気持ちいい体験を与える
  • 雑誌のような体験ができ、長く滞在させる
  • オリジナルであること

再検察されないこと

  • 記事に次のアクションを明示

刺さるタイトル

人に興味をひきやすいタイトルを自動生成してくれるWebツールを紹介します。

自動生成ツール

GPSアートで生成した例

  • 快適にすごすためにGPSアートは必要です
  • 人気のGPSアートを体験してみました!その効果とは?
  • GPSアート初心者の自分が考える理想のGPSアート
  • 和風GPSアートにする方法
  • GPSアートは自分の中では世界遺産です

バーチャルオフィスの例

  • バーチャルオフィスを買った分かったバーチャルオフィスの良いところ・悪いところ
  • 知らなきゃ損!バーチャルオフィスに頼もしい味方とは
  • 私、とうとうバーチャルオフィスを手に入れました
  • 放っておいてはダメ!バーチャルオフィスを卒業する方法
  • 20代、30代、40代にみるバーチャルオフィスの考え方の違い

重要視されるUX

下記のユーザー行動を判定していると言われている。これが「コンテンツのUXも重要」と言われている所以だ。

  1. 読み込まれているか(熟読)
  2. スマホで読みやすいか
  3. 次のアクションに迷わず進めたか

UXを高める方法

要素説明
情報濃度「期待できる内容」「期待できる著者」であることを、コンテンツ入口で明示すること
各ページにdiscripiton
1stビュー、2rdビューを重要視し、目次など全体を見渡せるように工夫
信頼性のため、著者プロフィールを2ndビューまで記載も有効
構成順ユーザーの関心度順にトピックスを並べること
SEOプラットフォーム「MIERUCA」を使えば、ある1つの検索ワードに対する関連するテーマやトピックが抽出できるので、その結果をもって充実化
内容理解が進む図解イラスト、表やリストを活用
1スクロールごとに1つの画入れ
本文がダラダラと続くところ表やリストに変換
table使用でGoogleスニペット化され強調

Googleエクスピリエンス(体験)改善

見る人に利益をもたらすこととは

コンテンツ改善

  • ユーザが何を求めているか、ニーズを深掘りすること。
  • ネガティブな感情にも注目すること。(Yahoo知恵袋などで調査)
  • 回答の質を高める(Quoraを例に高品質なQ&Aサイトを参考にする:例〜ランニングのメリット
  • ユーザーに直接ヒアリングすること(クラウドワークス、ランサーズなどを利用を)
  • 独自ページを作ること(実体験レビュー、などここでしかない情報)
  • 専門家の意見を取り入れる(ビザスクなどの有料コンサルサイトを使う)
  • 校正・校閲・添削(時には時代に合わせて全部書き直す)
  • 内部リンク

サチコで低品質ページを見つけ改善

問題点方法補足
重複、 インデックス未登録インデックス
カバレッジ
「除外」にチェック
クロ済みインデ未登録を選択
対象URL一覧表示される
URL選択し検査クリック
検査結果をみて分析
「インデックス登録に許可」されてるのに、インデックス登録されてないとしたら、低品質すぎるこになる。よって加筆修正を。
検索パフォーマンス全項目チェック入れ
ページタブ選択
クリック数小順にソート
一覧から表示回数はあるのにクリックされていないページを「要改善ページ」とし加筆修正すること
ペナルティー確認セキュリティと手動による対策「問題なし」なら改善不要
良質でないページ確認ページエクスピリエンス
ウェブに関する主な指標
「不良」「改善」にチェック
不良をクリック
直すべきページ一覧が出る
一つURLクリック
Page Spead Insigthクリック
下段に改善できる項目が出る
これを一つずつ改善
モバイル最適化ページエクスピリエンス
モバイルユーザビリティー
価値が下がっているページ検索パフォーマンス
検索結果
日付クリック
前月、前々月を選択
マイナスページを発見し選択
クエリをクリック
そのクエリを改善
クエリ改善には共起語(関連kw)を使うことが大事

Core Web Vitals指標を理解する

Googleにはユーザーが感じる使いやすさ(ユーザーエクスピリエンス)の指標が設けられているという。その基準にそって記事を改善することがSEOに求められている。その指標は次の通り。

CWV指標

  • ページ読み込み時間(LCP = Largest Contentful Paint)
  • ページ操作に応答するまでの反応時間(FID = First Input Delay)
  • 読み込み完了までのレイアウト移動量(CLS = Cumulative Layout Shift)

とにかく、SSDサーバーで高速化すること。

比較できるWebツール

これらコアウェブバイタルズ指標を横並びで比較できるWebツールがあるので参考に。

SEO上位を取る習慣作業

この章の方法を日々習慣化しブログに施すこと。作業要点は以下の通り。

作業の要点

  • 検索意図(ニーズ)に答える調査
    • 検索サジェストを見て分析
    • 検索窓に自動表示される関連kwで、意図を探る
    • 下記調査ツールなどで、検索の背景にある意図を詮索
  • 記事構成案を作る
    • 上記でまとめたニーズに沿った構成に
    • 検索意図に沿った内容に
  • 答えを記事化する
    • 上記の構成で書かれた記事をコンテンツ化
    • 読みやすい記事に(別章で紹介)
    • 必然的に長文になりGoogleに評価される

調査ツール

作業に必要なWeb調査サイト一覧。ツールでトピッククラスターを確認、そのKYでページを増やしていくのが基本。

  • OMUSUBI(サジェストをマインドマップ化してくれる無料の可視化ツール)
  • ラッコキーワード(関連KY一覧出し、一括コピー可)
  • Yahoo知恵袋togetter等のQ&Aサイトで深いニーズを調べる(映画なら映画com、コスメならアットコスメ、などジャンルに合わせたQ&Aサイト利用を)

【調査例①】キーワード発掘

現在のkw発掘と、今後伸びるkw発掘の2種類を調査する。

kw発掘

  1. キーワードプランナーで関連キーワード調査
  2. Googleスプレットシートに書き出し
  3. キーワード上位200程度をコピー
  4. テキストマイニングツールのKwクラウドや、explodingtopicsのような傾向グラフをエクセルで作ってKw時短発掘
  5. そのキーワードでコンテンツ作成

伸びるkw発掘

  1. キーワードプランナーにkwを入力
  2. 期間を2年分とし、表データをDL
  3. エクセルで開き、折れ線グラフ化
  4. 折れ線グラフが伸びてるkwを発掘する

競合調査

競合先や自分より優位なサイトを調査し参考にすることが大事。以下の方法がある。

  • キーワードプランナーで、競合サイトが使用している主要キーワードを発見する
  • Googleトレンドで検索ボリュームを参考とする

【調査例②】関連KYと検索ボリューム調査

KY優先でブログを書く場合のヒントとして有効。本KYの関連KY一覧を出し、その検索ボリュームを調査。ボリュームを見て有効なKYをブログに混ぜていく。

作業要領

関連KY一覧 + 検索ボリューム」を一度に出してくれる「Ubersuggest」「Keyword Tool」という海外Webサービスがありマクサン式がおすすめしている。(無料プランの場合大事な数値がモザイクに)

【調査例③】再検索キーワード調査で読者ニーズを読む

内部SEOやコンテンツSEOを十分やっているはずなのに、ライバルの順位をなかなか越えられないとき、次の手順でリライトすること。

作業要領

  1. 再検索キーワードサイトでクエリの再検索語を一覧化
  2. その一覧から、自分のサイトに足らない内容を確認
  3. 問題のページをリライト

参考動画

新たなサイト作るとしたら

  1. 自サイトのKW決めが大事
  2. 今後のトレンドを予測しその分野を狙う(少子化、教育、宅配、肥満、アフターコロナ)
  3. 簡単な名前に

自サイトのkwを決めが大事

好きなテーマのブログを始めるのはモチベーションに繋がり続けられるが、今現在伸びてるkwがどれで、敵の少ないブルーオーシャンに攻めるのが重要

  • これを最初に決めるべき
  • そのkwに沿った関連kwで記事を構成していくこと
  • 雑多なよろずブログはkwが定まらないのでNG
  • 好きなkw、地味なkwでゲリラもいいがメインではない
  • レッドオーシャン内のブルーを狙うこと

SNSでのマーケティング

twitterなどのSNSマーケティングについては別のページで詳しく紹介してるので、そちらをご覧ください。下記書籍もおすすめです。

この記事を書いた人

mojigumi

「もじぐみ」の代表、コウです。
専門は企画・出版・編集・印刷、Webデザインと管理。最近はブログ、動画、3DCG、AR、LINEスタンプ等のコンテンツ配信にも力をいれ、自分自身もランニングアートでコンテンツ化に努めています。