国立市南口の西友の地下にある老舗の酒屋さん「せきや」で、「ドイツワインの無料試飲会」を開催していたので行ってみました。初心者にとって美味しいワイン探しにいつも困っているが、こういった試飲会をしてもらえると自分に合ってる商品を選べてすごく助かる。無料だし。
ドイツワイン一覧
この表は試飲会でいただいたワイン一覧です。特に白ワインがとても美味しかった。特に美味しいと感じたボトルには⭐️マークをつけましたが、全体的に美味しい。まずハズレないですし、値段もとても安い。
ボトル名 | 原語 | 品種 | 値段 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
⭐️【ドクター・ローゼン】リースリング トロッケン | Dr.Looosen Riesling trooken | リースリング | 2,800 | 白辛口 |
⭐️ベッカー・ジルヴァーナー | 2020 Becker Silvaner Trocken 1000ml | ジルヴァーナ | 2,700 | 白辛口 |
ランダースアッカー ゾンネンシュトゥール ジルヴァーナー E.L | 2019 Randersacker Sonnenstrhl Silvaner E.L | ジルヴァーナ | 3,500 | 白辛口 |
ハインリッヒ ネイキッド ホワイト | 2018 Heinrich naked white | シャルドネ90% ピノ6% | 2,900 | 白辛口 |
カスパーRリースリング | 2018 Casper R Riesling | リースリング | 2,900 | 白甘口 |
アンゼマン ジーガレーベ シュペトレーゼ | 2019 Anselmann Siegerrebe Spatlese | ジガレーベ | 3,300 | 白超甘口 |
ベッカー プティ ロゼ 桜ラベル | 2020 Becker Petit Rose | ドルフィンフェルダー | 2,800 | 小辛口 |
⭐️ドッペルシュトゥック シュペートブルグンダー | 2016 Doppelstuck Spatburgunder | シュペートルブルグンダー(ピノ) | 3,300 | 赤 |
マルクグレーフラーラント シュペートブルグンダー | 2018 Markgraflerland Spatburgunder | シュペートルブルグンダー(ピノ) | 3,000 | 赤 |
ビュルクシュタッター シュペートブルグンダー | 2019 Burgstadter Spatburgunder | シュペートルブルグンダー(ピノ) | 7,000 | 赤 |
ドイツ白ワインの代表「リースリング」
国立市の老舗酒屋さん「せきや」では年に一度くらいにドイツワイン試飲会をしている。前年6月に開催され約1年ぶりに今年も開催したのだが、前回は忙しくて行けなかったので今回お知らせを見て早速いってみた。リストを見ると白は「リースリング」、赤は「ピノ・ノワール」推しで、ドイツワインはこの二つの品種が主流であることが窺える。ピノは、カルベネソーヴィニョンに並ぶ赤ワインで有名な葡萄の品種だが、リースリングは無学な自分には初耳だった。
リースリングとは
リースリングは、白ワイン用の品種のなかでシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランと並びトップ3の高級白ワイン品種の一つでドイツを代表する白ワイン葡萄。ウィキペディアでは次のように説明している。
リースリング(Riesling)は、ライン川流域原産の白ワイン用ブドウ品種であり、豊富な酸と、花や香水に例えられるような芳香を持つ。辛口、半甘口、甘口、スパークリングといった様々なワインに用いられる。
(Wikipedia:リースリング 参照)
リースリング以外にも
それ以外にもジルヴァーナーという白ワインの葡萄品種が育てられていて、それも美味しい。いつも安い白ワインを飲んでいたからか、アルコールのキツいイメージしかなかったが、試飲会で飲んだ白ワインは果実味のある風味がアルコールを感じさせず、日本酒のようなサラサラした印象。ボトルで買ったらどんどん飲んでしまいそう。
Amazonでも購入できる
⭐️マークのワインを中心に美味しかったワインのAmazon商品へのリンクは以下の通りです。
どれも美味しいです。
ワイン試飲会の有り難さ
初心者にとって、ワインを買う時参考にするのはラベルしかないのですが、ラベルが味の参考になるわけもなく「ジャケ買い」はとても危険。特に3000円以上するお酒を買うのですからそんな適当に選びたくない。ということである程度知っている味のボトルをリピートして選びたい。そんな理由から、今回試飲会に参加したのですが、白ワインも赤ワインもこのリストのボトルはまず間違いない品揃えだった。
試飲一覧表
試飲会で振る舞われていたドイツワインの一覧表です。このチラシの右端に空欄があり、自分の感想を書き込める。今回、忘れてしまったがボールペンを持参することが大事。
試飲会のマナー
今まで、機械を使った有料試飲機しか体験したことなかったが、せきやでの試飲は係員が直接ワイングラスに注いでくれる方式だった。対人は初めてだったので要領がよくわからなかったが、およそ次のような暗黙のルールがありそう。気づいた点などを加えた一覧。
気づいた点や教訓
- グラス交換なし、赤白でもグラス1つで流用(言えば交換してもらえるかも)。
- グラス流用だし、刺身醤油ほどの量なのでグラス内で風味確認は無理そう。
- 簡単な説明あり(質問にも答えてくれるが、たぶん混雑次第)
- 有料試飲もあるが、係からお勧めされないので申し出ること。
- 手酌はだめ(しようとしましたw)
- ボトル一覧のチラシを貰える(メモ用に筆記具必須!)
ボールペンを持っていくべきだった。これが一番の失敗!
このワインは嫌い、これは美味しい、酸っぱい、とか細かく書かないと忘れるし、ただ飲みにきたオジサンって目線を向けられますw。
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主催のヘレンベルガー・ホーフとは
主催していた業者さんは、普段ドイツワインだけを輸入販売している「ヘレンベルガー・ホーフ株式会社」という会社さんで、そうりつは1982年。ドイツワインを専門に扱い輸入商社さん。沖縄から北海道まで日本全国の酒屋に選りすぐりのドイツワインを卸しているとのこと。ドイツワインを日本市場の表舞台に復活させることを目指しているとことで、参加無料の試飲会を開催。
ツイッター
今回の試飲会は、公式ツイッターからのお知らせでこの試飲会を知りました。ミニ講座もあったようだが、気づかずに帰ってしまった。
試飲会を終えて
試飲会のリスト最後の赤ワイン(フュルスト ビュルクシュタッター シュペートブルグンダー)は有料で飲めたようだが、飲めないと言われて諦めたのだが、有料だったのなら支払って飲みたかったな。気になってようがないので次に行って買うかamazonで購入しよう。
ドイツワインの美味しさ
ワインを買いに行く時「ワインといえばフランス」って僕のような素人は思いがちだが、最近ではアメリカ・ナパバレーの新興ワインというんでしょうか、「オーパスワン」の味を体験しワインを見る目が変わった自分にとって、ドイツワインの美味しさを体験したのはとても収穫でした。安くて美味しい、といえる品を揃えてコスパのいい入門用の飲みやすいボトルを選んでいただけたのも自分に合っていたと感じる。行ってよかった。
ドイツワインといえば、ワイン嫌いの友人が「白ワインが美味しい」と言っていたので、ドイツワインは白、というイメージが自分にはあった。その話の通り「リースリング」のことをこの試飲会を機に知ることができたし、ピノを中心にした赤ワインも気になる。自分好みの渋くて芳醇なフルボディではなく、ミディアムボディだったがとても美味しい。次、ドイツワインにしよ。そう思った試飲会でした。