年に50冊ほど読んでいるので年間約1万ページを読んでいる計算になる。人生で一番読書している年代になりました。読む本はほとんどノンフィクションなのだが、今回読んだ本は一見「ビジネス自己啓発本」だが、全くそうではない。今年2024年の三冊に入るほどの影響力のある、人生を変える本になった。
セカンドブレイン〜時間に終われない「知的生産術」
記憶の4ステップ「CODEメソッド」
PARAの4カテゴリ整理術
アイデアとは、これら集めた情報を繋げリミックスすることである、という
再び表現(エキスプレス)へ
ここまでは主に情報整理方法を解説したが、ここから本格的にその情報(セカンドブレイン)をどう表現に活かすかが、この本の著者の経験談が語られる。主なポイントは以下の通り。
表現方法 | 内容 | 補足 |
---|---|---|
アイデアを「飛び石」に | ダイバージェンス(アイデア出し)とコンバージェンス(選択や順序付け)作業をハッキリ分ける | そうする事でアイデア出しに集中、選択に集中できる |
ヘミングウェイの「橋」 | 寝る前に翌日の事を決めておく | 毎日高モチベーションではかどる |
スケールダウン | 小さい仕様で具体的に | 結果につながることが大事 |
たたき台作り | プロジェクトフォルダに集めたメモだけで組み立てる | ネットサーフィンやSNSは見ない事! |
デジタルデトックス
ここからは「スマホ脳」と通じている点。これらの方法で、ノートアプリを使ったセカンドブレインを持った我々は、日常をどう捉え変えればいいのか。次の考え方「マインドセット」をこの本は提案している。
- 捨てるべき思考:欠乏のマインドセット(常に情報が足りないと渇望する思考は、集中力を奪われる)
- 得るべき思考:豊かさのマインドセット(既に価値は満たされており、無価値な情報を捨てる習慣)
こうして安心感を得られ、仕事に集中でき、本来の望みだった人助けの余裕も生まれる
最後に、ワクワクすることだけを追い求めよう。
かつてそうだった時のように
集中力3部作
動画解説
この本を読むきっかけになった動画。Notion界隈で有名な方だったらしい。