ドメイン移管する方法、移管を受ける方法を簡単に説明

急に訪れるドメイン移管のリクエスト。忘れた頃にやってくるので、設定を探すのが面倒。ググって見つけたとしても不要な情報が多くてややこしい。ステップだけをシンプルに知りたい。そんな時のためにここに備忘録として残します。

⬆️他者にドメイン移管する場合(自分が送る側)

概要

先に相手側から申請するが、whois公開代行が設定中なら移管元から作業する必要がある。

移管の流れ

  1. whois公開代行を解除(代行しているなら)
  2. 移管先が、ドメイン移管申請を(ドメインコンパネ等で)実行
  3. 移管元に、認証メール着信
  4. 移管元が、メール確認しコンパネでAouthコード発行、相手に送信
  5. 移管先が、Aouthコードを入力し移管申請、審査
  6. 両者、コンパネかメールにて完了通知

JPドメインの場合も基本は同じ

お名前.comのJPドメインを利用していた場合の、他者への移管方法。汎用JP(.jp)属性型JP(xx.jp)いずれも特に難しいことはなく、whois公開代行さえ解除すれば、先方から申請が進む。

お名前com公式のヘルプより

手順内容結局すること
1)管理画面でREG-IDWhois情報を確認
✏️必要ならWhois情報変更
✏️属性型JP(.co.jp等)の情報変更方法はこちら参照
✏️属性型JP(.co.jp等)はREG-ID無し
✏️汎用JP:Whois情報公開代行設定を解除
⚠️whois公開代行を解除
2)移管先に移管準備完了を伝達移管先に申請Goサイン
3)移管先にて手続き完了先方が申請設定を終える
4)レンサバから承認依頼メールWhoisの登録者情報宛
承認手続き必須
送信から168時間(7日)まで
メールの指示通り認証
5)ドメイン移管完了1,2週間前後かかる場合がございます。

お名前.comの公式ヘルプ

用語解説

  • REG ID(登録者番号)※xx.jp(属性型JP)には無い
    汎用JPドメイン名の登録申請を行う際に必要な「REG-xx-xxxx-xxxx」形式の番号。
    汎用JPドメイン名登録には、「公開連絡窓口情報の登録」「登録者情報の登録」「ドメイン名の登録」の3つの手続きが必要。そして、上記2つの登録には「公開連絡窓口番号」と「登録者番号(REG-ID)」の2つの番号が必要になる。

⬇️自分にドメイン移管する場合(自分が受け側)

  1. 相手が、Whois組織情報を自分情報に更新。担当者情報してもらえなければ移管終了後の自分が編集
  2. 自分が、ドメイン移管申請をドメインコンパネで実行(ドメイン入力し送信)
  3. 相手に、移管申請認証メール着信
  4. 相手が、その認証メール確認、コンパネでAouthコード発行、自分に送信
  5. 自分が、そのAouthコードをコンパネに入力し移管申請、審査
  6. 自分の、コンパネまたはメールに移管申請完了の通知

執筆中

この記事を書いた人

mojigumi

「もじぐみ」の代表、コウです。
専門は企画・出版・編集・印刷、Webデザインと管理。最近はブログ、動画、3DCG、AR、LINEスタンプ等のコンテンツ配信にも力をいれ、自分自身もランニングアートでコンテンツ化に努めています。