ロープウェイを使わず御在所岳(1212m)を登ってみた

御在所岳ロープウェイ

登山も3山目に入りました。今回は初めて1000mを超えて中部地方人気の山・御在所岳(1212m)にトライしました。前回から徐々に装備も増え、遭難した場合でも1日くらいはサバイバルできるような用具をリュックに。前回の高尾や御岳山のようなわかりやすい登山道とは違う御在所山は、クライマーたちが多く訪れる難所。危険な崖は登りませんが、所々に鎖が必要な絶壁がありスリリングなコースがあるときき、胸を膨らませながら、朝9時に到着し山頂に向かいました。

コース紹介

簡単にコース紹介しました。GoogleMapのコースマークはあくまで目安ですのでご注意を。

  • ロープウェイ駐車場に車を駐車(1000円 ※道を登ると477号線とぶつかる場所に無料駐車場がある)
  • 裏登山道から入山
  • 登山道を外れ、蒼滝を見物
  • 477号線「あかね橋」下を通る
  • 日向小屋にて休憩
  • 途中に小休憩
  • 山頂公園に到着
  • 山頂三角点へ
  • 朝陽台で展望
  • 中道から下山
  • 地蔵岳へ
  • 中道入山口に到着
  • 477号線を下る
  • トンネルを抜け「あかね橋」左脇から裏登山道に合流
  • 裏登山道入山口に到着

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出発

御在所岳の装備
御在所岳ロープウェイ駐車場に車を停めて、の装備を確認。
御在所岳1合目
御在所岳1合目入り口。いよいよ出発だ
御在所岳
御在所岳・蒼滝
御在所岳の裏登山道の途中にある蒼滝
御在所岳の裏登山道にある青い「あかね橋」
裏登山道は途中、477号線「鈴鹿スカイライン」が通っている青い橋「あかね橋」の下をくぐる。
御在所岳・銭浪ヶ淵付近
御在所岳・銭浪ヶ淵に到着。青く透きとおった三滝川・上流の色が美しい。夏なら飛び込みたい気分。
御在所岳・銭浪ヶ淵付近
初めての御在所岳なので、前方の登山クルーの姿が安心できる。川の水で汗を流しながら、暑さをしのいで進む姿。
御在所岳・銭浪ヶ淵上流のダム
ここは2009年の落石以降、数カ所に砂防ダム工事が行われたらしい。これはその一つ。
御在所岳・銭浪ヶ淵上流のダム
御在所岳・銭浪ヶ淵上流の砂防ダム上から見おろす三滝川。おそろしい;
御在所岳・七の渡し
いくつかの渡しを乗り越えていく
御在所岳
御在所岳・日向小屋
1時間程度で「日向小屋」に到着。ここで小休憩。休憩小屋や、ノンアルコールビールもありゆっくりできる。この日は展覧会をやっていた。
御在所岳・日向小屋
日向小屋の向こうに御在所岳・山頂がみえる。あんな高さまで本当に登れるのだろうか;
御在所岳・日向小屋のビール販売
御在所岳・日向小屋のビール販売。帰りに飲もう。

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落石エリアに

御在所岳・裏登山道の落石場所
裏登山道は2009年の落石で多くの岩が川のように残っている。今、落石があったら、逃げ場はないだろう;
御在所岳・裏登山道、最初の鎖場
御在所岳・裏登山道、最初の鎖場が現れ、テンションがあがる。徐々に登山らしくなってきた。
御在所岳・裏登山道、最初の鎖場
鎖場のすぐ左は落石場まで崖になっていて緊張。
御在所岳・山頂
目的地である御在所岳・山頂を望む。ところどころ人影が見える。あそこまで自分にも行けるのだろうか?
御在所岳・裏登山道
途中、何組かの下山組とすれ違い挨拶を交わす。中には小さな子供もいて、元気をもらった。
御在所岳・裏登山道
御在所岳・裏登山道
2時間近く進むが、なかなかゴールらしくならない。笹の葉が見え始めるとゴールが近い合図と聞いて、少し元気付く。下山するグループはおそらく早朝に入山したのだろう。
御在所岳・裏登山道
国見岳に進む交差点標識が現れた。ここからの裏登山道は本格的に御在所山頂に向かう。徐々にゴールは近づいている。

ゴール間近!

御在所岳・裏登山道
ここから登山道の表情はガラッと変わり、V型の滑りやすい路面になる。
御在所岳・裏登山道
このあたりから、開放的な空間が現れ、遠く四日市の街が見おろせる。こんな高さまで登ってきたか。
御在所岳・裏登山道
登山から3時間ほど。山頂公園の石垣が見え、ゴールが近づく。やっと終われるのか?

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山上公園に到着!

御在所岳山上公園・スキー場
山上公園につくも、「御在所山頂三角点」まではまだまだ歩く必要が。。。
御在所岳山上公園・スキー場
山上公園にはロープウェイでの登山客もおり、山頂まではリフトで進むことができるが、最後まで足で登ることにした。前を歩く高齢のご夫婦は仲良くおしゃべりしていた。
御在所岳・山上公園
ゴール!御在所岳山頂に到着!変なモニュメントじゃなくてよかった。こういうのは好き。
御在所岳・山頂三角点
御在所岳・山頂三角点。少し先には絶壁があり危険だが皆が記念撮影している。
御在所岳・山頂三角点
御在所岳・山頂三角点の一番端の岩に座ってみた。この日は風が強く、立っていると体が揺れ危険だった。タイミング良く雲間から青空が見え始め、太陽が岩を照らし始めた。

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中道から下山へ

御在所岳・中登山道
帰りは裏登山道を使わず、奇岩が多くスリリングで一番人気の中道登山道を選んだ(写真左)。その入り口にある展望場・朝陽台(写真右)に立ち寄る。
御在所岳・朝陽台からの眺め
中央に流れる 三滝川 の先に「東邦ガス四日市工場 」、その左に「中部電力㈱川越火力発電所」の煙突と、その左に微かに「 ナガシマスパーランド 」。その先は伊勢湾。中電手前の緑と白の施設は、御在所サービスエリア あたり。右側の池周辺にはゴルフ場とアクアイグニスなどのリゾート施設。左側の白い帯は、建設中の道路。
御在所岳・朝陽台からの眺め
空気が透き通った日だと富士山をみられるが、この日雲でみられず。
御在所岳・中登山道
御在所岳・中道登山道は岩肌を降りる、とてもスリリングなコースだ。
御在所岳・中登山道
スリリングである一方危険で、ヘルメットがあると安心。
御在所岳・中登山道
3時になり、日が落ちてきた。ここから2時間で下山できる予定だが、山の日没は思った以上に早いので、撮影を減らし、早めに下山へ。

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つぎつぎと現れる奇岩を楽しむ

御在所岳・中登山道
御在所岳・中登山道には鎖場が多く、このように細いチェーンに命を預ける場面に緊張が走る。
御在所岳・中登山道
御在所岳・中登山道
御在所岳ガレ、という場所。下山中の体力消耗のなか一旦チェーンをよじ登る。た、高い:
御在所岳・中登山道
ここを滑り落ちたら終わりだ。死の滑り台にはまらないよう慎重に進む場所。
御在所岳・中登山道
御在所岳への登山は地蔵岩と記念撮影したかったからだが、ひどい筋肉痛で足の関節が思ったように動かず、地蔵岩まで岩をジャンプするのが危険なことに加え、日が傾いているので、ここはグッと我慢し下山を決定。次回の宿題に。
御在所岳・立岩
御在所岳・中道は人気の登山道であるにふさわしく、次々と奇岩が現れ、冒険ゴコロをくすぐり疲れを忘れる。岩の合間に見えた立岩。
御在所岳・中登山道
つぎつぎと姿を変える登山道。
御在所岳・おばれ岩
「おばれ岩」の名の由来は、小さなほうの岩が、大きい岩をおぶっているから、だとか。時におぶっているほうが汗をかいているというが、この日はドライだった。
御在所岳・中登山道
帰りはロープウェイにすればよかったかなー;。 ゴンドラから手を振ってくれた女性にパワーをもらい、下山へ。ここロープウェイと交差する地点まで1時間程度か。

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いよいよ下山へ

御在所岳・中登山道
不安定な路面だが、木の根が手すりのように助かる場面も。
御在所岳・中登山道
ボランティアによるステップが各所に設けられている。
御在所岳・中道登山道
1時間半ほどで川が流れる音が聞こえ始めた。ゴールが近い。あと一踏ん張り。
御在所岳・中登山道
中登山道入り口に到着。下山終了だ。
御在所岳
この日は偶然、お祭りが開催されており、地元のお味噌汁を味わえた。

撮影で使用したレンズ

写真はすべてPanasonicのマイクロフォーサーズ一眼カメラ「GF1」に下記レンズを使用しました。

この記事を書いた人

mojigumi

「もじぐみ」の代表、コウです。
専門は企画・出版・編集・印刷、Webデザインと管理。最近はブログ、動画、3DCG、AR、LINEスタンプ等のコンテンツ配信にも力をいれ、自分自身もランニングアートでコンテンツ化に努めています。