自転車でのUber、出前館、Wolt、スキマ副業3社を比較

主に自転車宅配を使ってのギグワーク4社を比較した。金額は時期、エリア、クエスト、ピークタイム、ブーストなどの時と場所に大きく左右したり、細かなルールに違いが多い等、全体的にわかりにくいシステムだが、各社おおよその違いを要点でまとめて分かりやすくしました。

スポンサードリンク

配達会社比較

途切れなく配達できたとしても、時給換算で各社平均1200円前後。基本料金が公開されているが、最終的な金額ではなく分かりづらいので、ざっくりと分かりやすく要点をまとめました。

社名特徴注意点
Uber Eats基本:450円
ブースト:1.6倍前後
入金:週1回(水曜)
ウォークあり
○距離報酬なし
○迷子時:電話かメッセージ
○こぼれ時:サポートに連絡
○事故時:客とサポートに連絡
置配:写真,コメント,ベル
○受キャン:理由添えて可
○100配達で現金有効
○お釣りは報酬から相殺
備品購入先
距離報酬なし
こぼれ苦情時:謝罪し、ヘルプからお問合せを促す
サポ不通時:キャンセルボタン
不具合時:アプリ再起動
ピンズレ時:現在地ボかGM
Youtuberアイバイス
出前館基本:600円
距離増:1k50円程
入金:月2回(15,20日)
○早押し制(ストック可)
○名前ピック有
○遅延時は客に直電
置配:ベル
○迷子時:電話
○お釣り:拠点に直渡し
備品購入先
お釣りを拠点に届ける手間
○一部に領収証発行あり
○グループLINEの手間
○ピック前ボタンの手間
店舗到着前に要通知手間
○バイクや軽自動車への変更は、PC版マイページ(配達手段追加依頼)から
EVバイク、フルEV自転車、EVキックボード等の稼働NG
Wolt基本料金:350円
P距離増:100円(2kの場合)
D距離増:150円(1.5kの場合)
エリアインセ:100円
配達平均:700円
○長距離増収10円/0.1k
ダブル配達あり
○効率的な配車
○商品準備通知有り
○評価で一喜一憂なし
○顔と名前表示なし
○サポート回答早い
○客不満はサポート側
○ピック中ピン先表示
○予約稼働で時間保証あり
○注文番号3ケタ
○ストック不可
○現金送金アプリあり
置配:ベル不要
○迷子時:サポートチャット
○こぼれ時:サポートチャット
備品購入先
店を選べない(ダブルの場合)
○サポ側キャンセル操作待ちあり
○GPSがカクカク
○地図は常に北が上
報酬月2(25,10日)
要お釣り現金
Amazonフレックス要軽貨物車
Pic Go要軽貨物車

インターホンについて

ドアベル(インターホン)がはWolt以外は必要なので注意。

スポンサードリンク

特別報酬

東京を例に報酬額を一覧化したものです。他のエリアについては各配達会社の案内をご覧ください。

配達会社ボーナス報酬例
出前館⏰ブーストエリアと時間帯により1.5倍前後
Wolt📅ウィークリーボーナス週100件で+3千円(14件/日)
週125件で+4千円=累7千円)
〜以降25件ごとに加算
週225件(32件/日)=累3.3万円
📍エリアボーナス指定エリア距離料金2倍以上
🎄ハント期間内に指定数で750円程のボーナス。累計4500円も。
UberEat📍ブーストエリアにより1.6倍前後
📅クエスト45件で8120円
55回で11210円
が一例
☔️雨クエスト3回ノルマ制(3段階あり?)
⏰ピーク料金繁盛期に特別エリアで+100円程

ブースト注意点

ブーストやピークだからといって配達依頼が連続するわけでは決してない。特に出前館で感じたことだが「ベテランアカウントに優先的に通知されるようなシステムになっている」との噂を信じてしまうほどピークでも全くならなかったり、「注文が多い」マークのエリアでも無音である場合が多い。ブーストやピークに関しては以下の要点を押さえ過信しないこと。

  • ブーストエリアだからといって注文が入るわけではない
  • 注文が多いヒートエリアだからといって注文が入るわけではない
  • 駅前等ドライバー集中場所は注文が入らないので避ける

配達方法

自転車以外にどんな乗り物で配達できるのか。レンタルするとしたらいくらか。どんなリスクがあるのか、などをまとめた。

移動方法ポイント補足
自転車10万円程度で買える
レンタル2000円/D
電気ないと坂道大変
体力消耗
駐車が楽
オートバイ30万円程度
レンタル2万円/M
年間維持費や燃料代
体力消耗少ない
駐車場所探し難
駐禁リスク
軽自動車150万円程度
貨物や長距離で収入大
ガソリン代
ウォークUberにだけある
飲食店が集中する都心で有効

自転車について

フーデリに使用する自転車には、ママチャリ、ロードバイク、クロスバイク、電動アシスト付き自転車、など様々な商品がある。これら自転車について分かりやすくまとめて、どれがおすすめなのか参考になれば幸いです。

自転車のメンテナンス

自転車は雨に濡れ泥がついたりと汚れやすいので1年に一度は掃除してあげるのがよい。特にチェーンは錆びると異音がなり配達が不快になるので専用油での定期的なクリーニングがおすすめ。

ボルト大きさと用具

部品工具サイズ
タイヤの軸13mmスパナ
ペダル元ペダルレンチ
ペダル軸12mmソケットレンチ
15mmソケットレンチ(玉押)
キャップ:マイナスドライバー
ウレアグリース使用
サドル11mm

クリーニング動画

おすすめ電動アシスト自転車

Amazonで購入でき評価の高いおすすめのアシスト付き電動自転車を一覧にまとめました。一番下はフルアシスト自転車なのでナンバープレートが必要だし、出前館など一部の配達会社が運用を禁止しているのでご注意を。

但し、フードデリバリー専用チャンネルのマツトシさんによると、フーデリでの電動アシスト付き自転車は100%推奨ではないようだ。購入コストや充電手間、メンテナンスを考えると、人によってはコスパが悪いかもしれないので要注意。

商品名値段スペック
TB1e⭐️146,722円27インチ
‎22.5 kg
7段変速
14.3Ah(エコ105km)
リング錠
TRANS MOBILLY NEXT206111,855円折りたたみ
20インチ
6段変速 
アルミフレーム
13.5kg
5.0Ah(30km)
Panasonic オフタイム125,736円折りたたみ
20インチ 
7段変速
アルミフレーム
20.6 kg
202wh(最長50km)
HoldOn Q1J97,449円折りたたみ
14インチ
変速なし
アルミフレーム
16.7 kg
7.5Ah(最長100km)
HONBIKE199,000円折りたたみ
チェーンレス
20インチ
20kg
36V 200W(35km)
COSWHEEL MIRAI 1000w328,900円フル電源なので出前館NG
20インチ
アルミ合金フレーム
約35kg+6kgバッテリ
20Ah(50km)

原付1種と2種の違い

フル電源自転車は原付1種以上の扱いになり、ナンバープレートが必要。自転車が出せる速度によって次の2種類に分けられる。

種類制限速度補足
原付1種30km
原付2種60km

電動バイク、フル電動自転車は使えるのか

2022年5月ごろから出前館での下記モビリティーでの稼働が不許可となったので注意。

  • 電動スクーター
  • フル電動自転車
  • 電動キックボード

スポンサードリンク

配達に必要なもの

乗り物以外に、配達に必要な備品をまとめました。

必需品

品名内容補足
配達バッグ4000円前後寿司やピザ拒否すれば小さいもので充分。小物類だけを選んでいるガチ勢多し。
スマホホルダー3000円前後すぐ折れるのでプラスチック製を買わないこと
カッパ上下で4000円程度雨の日に注文増えたり増額するので結局は必要になる
ヘルメット安全対策に
帽子清潔感が増す

あると便利

品名内容補足
手袋2000円前後ハンドルと手が擦れてヒリヒリするのを抑える。指が出たり脱げるものがおすすめ。タッチ対応繊維はおすすめしない。
カッパ上下で4000円程度雨の日に注文増えたり増額するので結局は必要になる
ウエストポーチ1000円前後お釣りの小銭や財布などを入れる。
サイクルパンツ2000円前後サドルとお尻の痛みを和らげる

備品

品名理由補足
サバイバルシート商品を包んだり緩衝材に
タオル類こぼれ対策
濡れティッシュ
古紙置き配用
水分補給と、汚れ対策
スマホホルダー自転車に固定
領収書現金対応用カーボン転写の基本型
ボールペンとメモ帳緊急用
野球帽1000円前後単なる清潔感

スポンサードリンク

掛け持ちに必要なもの

Uberだけではなく、出前館やWolt等、多数の配達ドライバーを併用する場合、どんなことに注意すべきかをまとめました。

必要なもの内容補足
バッグのロゴ隠し雨よけカバーやテープ等
公式ユニフォームを避ける防寒雨天は雨ガッパ

配達時の注意点やコツ

特に盗難には気をつけよう。とくに荷物ピック中に、ウバッグ内のものも盗難にあう。実際、ハンバーガー受け取り中に駐車していた自転車に置いたウバッグ内のジャンバーを盗まれた経験あり

注意点内容補足
ピンズレ地図の誤り。できるだけ早く電話かチャットしてしまおう。自力で行くならYahoo地図を参考に番地に近づく。あるいはゼンリンの地図アプリ(月々1200円程)使用
盗難カゴ&ウバッグ内も取られる貴重品は身に着けること
雨の日稼ぎやすい雨ボーナスあり取りやすく
こぼし拠点に連絡。Woltならチャット。

解説動画

Uber Eats

フードデリバリー関連の報道

2024年4月ライドシェア解禁

タクシーが不足している東京(23区、武蔵野市、三鷹市)神奈川(横浜、川崎、横須賀)、愛知(名古屋、瀬戸、日進)、京都(京都、宇治、長岡京)の4区域で2024年4月から解禁される。

Uberライドシェアの特徴

車両制限(GOの場合)

  • 車検:初回から10年以内
  • スペック:自動ブレーキ完備
  • 車幅:2m以内
  • 軽自動車:NG

求人事例

  • 時給:1400円 + 別途手当400円/H + 歩合
  • 雇用形態:アルバイト
  • 勤務日数1日以上〜5日/週、1日4時間以上
  • 研修:10〜15時間(オンライン+対面)
  • 面接:1、2次、健康診断あり
  • 年齢制限:20〜65
  • 支払い:アプリ完結
特徴まとめ

・フードデリのように気楽に1時間だけ、という稼働はできない。
・エリアは都心のみ。

ライドシェアの違い

主に、TNCの話題が多いが、ライドシェアには次の3種類がある。

  • カープール型
    「目的地が同じ」という条件でのみ運用可能で「報酬なし」が条件。ドライバーは利用者からガソリン代、高速料金、駐車場代などの実費のみ請求可。欧米で普及しており、日本国内では「notteco(のってこ!)」を指す。イベントでの使用など趣味目的が多い。
  • TNCサービス型⭐️
    GO、Uber、Lyft、DiDi(中国)などで有名な代表的なライドシェア事業。日本では白タクと言われていたが、一部地域で解禁された。
  • タクシー相乗りサービス型
    国土交通省により解禁され2021年11月からスタートした事業。Ainoly(アイノリー)アプリが代表的。相乗りが特徴。

この記事を書いた人

mojigumi

「もじぐみ」の代表、コウです。
専門は企画・出版・編集・印刷、Webデザインと管理。最近はブログ、動画、3DCG、AR、LINEスタンプ等のコンテンツ配信にも力をいれ、自分自身もランニングアートでコンテンツ化に努めています。