六本木アストランスWEBサイトオープンしました

六本木アストランスHP

六本木のラグジュアリーイベントスペース「アストランス」様WEBデザインをアップロードいたしました。7/17まで、アストランス3周年・佐賀牛フェア開催中です。よろしくお願いいたします。

グリッドシステムの導入

トッピックスCGI、スワップイメージ、透明PNG、JQueryなどのスペック高めWEB構造でありながら、レイアウト構造にグリッドシステムを取り入れて、構文・構造両面で規律を整えました。

グリッドシステム
「グリッドシステム」はスイスのグラフィックデザイナー、Josef Müller-Brockmann(ヨゼフ・ミューラー・ブロックマン)が確立した

グリッドシステム(Grid systems)とは、レイアウトを規則正しいブロックで構成された無駄のないデザインを組み立てる手法で、アップルのWEBサイトやiPhoneなどで取り入れられている情報伝達手法。どのページにも同じ場所におなじナビゲーションがあったり、同じ間隔で情報配置されていることで、見る人に暗示的にメニューを理解させ、どこになにがあるか意識しないでも自然に伝える事ができると言われている。空間があいたから写真を入れた、などの計画性・規則性の無いデザインだと、どこになにがある、と伝えたい場合それを直接記さなければならず、結果情報量が増え、見る人に負担を強いてしまう。デザインと内容を密接に関連づけさせる必要がある事から、原稿優先の広告では取り入れる事が難しい。

グリッドシステムを考案したスイスのグラフィック・デザイナー、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(1914〜1996年)は、デザインされる媒体の面積と文字の大きさの比例を研究。後に「Grid systems(上記画像)」でその理論を発表する。
グリッド・システムは、エディトリアルなどの分野で広く使用され、現在のWEBデザインの基本にもなっている。

この構造を逆算してWEBサイトのヨコ幅は960ピクセルが理想的、とする流派もあったりしますね。素敵です。
優れた文体は斜め読みしやすいように、優れたデザインは斜め読みしやすく、これを突き進めるとデザインそのものを意識しない、「名人伝」の「不射之射」の領域へいくのだろうか。と妄想。

この記事を書いた人

mojigumi

「もじぐみ」の代表、コウです。
専門は企画・出版・編集・印刷、Webデザインと管理。最近はブログ、動画、3DCG、AR、LINEスタンプ等のコンテンツ配信にも力をいれ、自分自身もランニングアートでコンテンツ化に努めています。