「モトブログ」言葉が使われ始めたのはGoproなどのアクションカムと共に、特にB-comなどのインカム普及が決定的だと見ている。しかしインカムを使わないモトブログも多くあり、その定義づけが悩ましい。
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それに、行き先だが近所をただ走っただけ、という動画もたくさんあり、モトブログと言えるかな?と悩むが、モトブロガーの代表的なチェンネルであるロイヤルジョルダニアンは通勤のような動画がそのほとんどであることから、ご近所動画をNGとすることも違和感があるので、旅でなければいけない、という定義も成り立たない。ここでモトブログの定義を掘り下げて見たいと思います。
モトブログの代表「ロイヤルジョルダニアン」の人気
英国の人気モトブロガー「ロイヤルジョルダニアン」(RJ)のユーチューブチャンネルは現在100万超の登録者数で世界的に圧倒的な人気を誇る。騒音はげしいハスクバーナ・ヌーダ900をロンドンの中心で乗り回し、その爆音から通行者から睨まれ嫌われる一方、観光客やタクシー、バス運転手などと覆面ヘルメット越しのコミュニケーション姿がみていて楽しく、時には歩行中の老人を助けたり、テロ計画中の武装警察と談話するなど、その謎の姿が人気のポイントとなっている。そんなロイヤルジョルダニアンに影響を受けてモトブロガーになったライダーは多く、動画のなかでRJを紹介するユーチューバーをよくみかけるし、国内モトブロガーの大多数がRJのように反射シールドを使った覆面ヘルメットを使ったアカウントが多いのもそんな要因からだろう。
同時にGoProなどのアクションカムの発展により積載量に限りのあるライダーでも手軽にカメラをマウントできる時代になったこともモトブロガー動画が増えている一因になっている。RJのように60fpsモードのスーパービューで撮影したGoPro映像とZoom H2nのコンボで素材を撮るモトブロガーは多い。
ここでのモトブログの定義
本人がモトブログ、モトブロガー、と明記しているなら無条件にモトブログ、モトブロガーだが、そうでない場合、下記の条件にあうかどうかがポイントとなる。
- 本人がモトブログ、モトブロガー、と明記している。
- そうでない場合、下記条件に当てはまるもの。
- ヘルメット、車体などにカメラを取り付けている。
- カメラで、ライダー本人、または前方を動画撮影している。
- インカムトークやヘルメット内録音の有無は問わない。
- 別マイクでエンジン音を収録しオートバイの存在を強調している。
これらのことをまとめると、モトブログとは一言でこう定義できる
モトブログ=ツーリング様式を提案した動画
つまり、自分のツーリングスタイルの提案動画であり、そのスタイルは自由で、決められた様式はなく、お作法もない。まったくの自由で幅広い。だから面白い。
一番古いモトブログをひたすら更新するエントリー
探せば探すほど奥深いモトブログ。200チャンネルを超えるモトブロガーを確認後も、つぎつぎと発掘されて面白い。以前、モトブロガーランキングなる投稿をしたが、公開後も次々とチャンネルが発見され、ランキングを更新するのが大変。そんななか気づいたのが、元祖モトブロガーは誰なのか?という疑問。モトブログという概念やネーミングが出る以前からモトブログはその言葉を使われずにアップされており、この動画はモトブログと言えるのか、迷う動画も多いが、ここで私個人がモトブログと判断した動画をここにUPし、一番古いものを探してはひたすら更新してみたいと思います。(もし下記動画以外にご存知でしたらコメント欄でお知らせいただけると助かります)
MEGWIN TV(2010/06/11 に公開)
NonAlcoholRider(2014/06/30 に公開)
二宮祥平ホワイトベース(2016/02/21 に公開)
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